【再現料理】アイスが入ってるのに焼き上げる!?ケーキなのにオムレツ!?泣くほど美味しいと言われるノルウェー風オムレツ(ポトフ美食家と料理人)
皆さんこんにちは👋
Yuny(ユニー)でございます💕
今回は映画『ポトフ美食家と料理人』より
🍰ノルウェー風オムレツ(ベイクドアラスカ)
を再現してみました🍳
作品紹介
レシピ
材料
~15㎝(5号)スポンジケーキ~
薄力粉…60g
グラニュー糖…62g
卵…2個
牛乳…大さじ1(15g)
無塩バター…10g
~メレンゲ~
卵白…1個分
砂糖…10g
バニラアイス…適量
作り方
下準備:薄力粉はふるっておく
卵は常温に戻しておく
メレンゲ用の卵白は卵黄と分けて直前まで冷やす
型に合わせてクッキングシートをカットする
~スポンジケーキ作り~
①ボウルに卵を入れ、泡だて器でほぐす
さらに砂糖を加えてしっかり混ぜる
②ボウルを湯煎しながら、人肌になるまで生地を温めつつ混ぜる
③ハンドミキサーに持ち替え、高速で生地がもったりとするまで混ぜる
もったりとしてきたら低速に切り替え、筋ができるまで(持ち上げた時にゆったり落ちる)混ぜる
④バターと牛乳をレンジで人肌程度に温めて溶かす
⑤振るった小麦粉を③に加えてゴムベラで底を救うようにしっかり混ぜる(気泡を潰さないように)
※この時に160℃でオーブンを予熱する
⑥温めた④に少量の⑤を入れ、よく混ぜ、それを生地全体に加えてさっくり混ぜる
⑦生地を型に流し込み、数回落として空気抜きを行う
⑧160℃で25~30分焼く
※焼き上がり数分前にアイスを取り出して柔らかくしておく
~メレンゲづくり~
⑨水気をよくふき取ったボウルに卵白を入れ、ハンドミキサーで白っぽくなるまで泡立てる
⑩砂糖を1/3加えてさらに泡立てる。都度砂糖を加えて泡立てていく
⑪全体の1/3は7分立てにして、残りは9分立てにしてホイッパーに詰める
⑫生地が焼き上がったら数回落として逆さまの状態で粗熱を取る
メレンゲは使用直前まで冷蔵庫でひやしておく
※200℃にオーブンを予熱する
⑬粗熱が取れた生地を2段にカットする
すこし柔らかくなったアイスをまんべんなく伸ばし、さらに生地を重ねる
⑭7分立てのメレンゲを全体に塗り、ホイッパーに詰めたメレンゲを全体に絞り出す
⑮200℃のオーブンで4分ほど加熱し、表面がこんがりしたら取り出す
⑯(任意)ブランデーをフランベし、焼き上がったケーキに全体的に回し掛けする
編集後記
全体感想
今回動画でもお話しましたが、内容としては結構難しく、物語を追うというより、”美術品を見続ける”ような感覚でした。
どの料理シーンも他の映画評論家がコメントしているように、映画なのに五感を使って料理(食)を楽しむような、まさに料理映画の模範的な素敵な作品でした。
また調理シーンだけでなく、料理自体にも意味合いが多く含まれており、特にズアオホオジロのシーンは生々しさを感じました。
ズアオホオジロの喫食シーンでは、鳥を内蔵含め丸ごと一匹を食べるため、白い布を被って自分の食べている様子を隠しつつ、ズアオホオジロを堪能します。
映画を見た方ならわかるように、食べるシーンを直接移さなくとも、内臓を啜るような凄まじい音がしばらく続きます。
あくまで個人的な考察ではありますが、このズアオホオジロは女性を意味し、紳士たちの女性の性的な扱い方がここに表れているのではないかと感じます。
ここだけでなく、映画全体的に女性の官能性をほどよく映し出していて(無駄にお色気シーンがないという感じ)、そこにも美術的なセンスを感じました。
これだけでなく、プロポーズする際に提供されたデザート(洋梨)など様々な料理たちが意味を持ち存在しており、これこそ主人公が求め続けている料理のストーリー性でもあるのかなと思いました。
この他にも、映画的技法のすばらしさ、明暗における時間の経過演出などは動画でもお伝えしています。是非そちらもご覧ください。
ウージェニーがなぜ結婚を断り続け、最後に結婚したか~ネタバレ注意~
さて、ここからは動画でもお話した「ウージェニーがなぜ結婚を最終的に承諾したか」について軽くではありますが、考察していこうかと思います。
しっかりめなネタバレが含むため、気になる方のみ見ていただけると幸いです
ラスト、ウージェニーがドダンへ
「結婚することで、私のこと女性としてみるか?それとも料理人としてみるか?」(曖昧な書き方になってしまい申し訳ございません…意味としてはあってるはず)と問うシーンがあります。
ドダンは「料理人としてだ」と回答し、ウージェニーはとても満足そうに微笑みます。
実は、序盤のドダンの求婚シーンでも「結婚したら、自室の扉を開ける日が減るわ」とウージェニーが回答しています。
ウージェニーとしてはドダンに惚れるというより、想像力豊かな料理の才能、そしてウィットに富む言葉選びから感じる知性を尊敬し、心から信頼しているのではないかと考えます。あくまで付き合いが長く、段々異性としての意識も持ち始め、関係を持つことも度々あったという感じでないかと考えます。
また、女性というアイコンより、他の誰でもなく自分だけの強み(一番のアイデンティティ)である料理の才能を一番尊敬している人に何より認めて居続けて欲しかったという思いもあるのではないかと思います。
この気持ち…結構分かる…
そして、その想いを持ちつつも、自分の最期を悟るようになり、最後に心から愛するドダンの傍にいるという選択を取ったのではないかと思います。
プロポーズシーン(食事シーン)でのウージェニーの衣装は今まで着たことのない黄色の明るいドレスです。黄色は”幸福”や”幸せ”などを意味し、ここからも、ウージェニーの喜びが伺えます。
しかし、一視聴者として、他のシーンではセリフとして状況把握させるシーンが少なかったのに対して、このウージェニーとドダンの関係性だけは結構はっきりセリフとしてのせており、ドダンの求婚(ウージェニーの断り)からのウージェニー受け入れ(結婚)までの展開ぶっちゃけ早く感じ、そこだけ感情移入(どれだけドダンが苦労したか)があまり共感できませんでした。
ウージェニーの結婚決定打となる部分もつかめているようでつかめていない気がしていて…
その他の解釈等ありましたら是非コメントにて教えていただけると嬉しいです。
次回予告
次回はあつまれどうぶつの森よりサンクスギビングデーの
🎃パンプキンパイ
🐚クラムチャウダー
を再現していきます🍳
11/22㈮19時頃の投稿を予定しております
それではまた次回の投稿でお会いしましょう
皆さんめしあがれ~👋