シェアワールド「EXECUTE GIRL」 ※素材配布あり
ソシャゲ風のイラストを作りたい!!
そんな想いでとあるソシャゲのストーリー風の世界観を考えてみました!
好きって人は記事の最後で使える素材も配布しますのでぜひ#EXECUTE_GIRLのタグを付けて投稿してみてくださいねー!
あらすじ
西暦2023年、人類が今まで続けていたAI技術研究が実を結び、革新的なAI技術が誕生した。それを契機に人類はAIと共に目覚ましい発展を遂げ、20年後の西暦2043年、ついに人類はAIがさらに上のAIを生み出すことで無限に進化を続けていく技術的特異点「シンギュラリティ」を発生させることができるのを確認するにまで至った。
そこで人類は、これから人という種がさらにより良い方向に進めるようにと、学習に対してある指向性を持たせた2つのAIを自分たちの管理者として作り出すことを決定した。
それが、"人類の存続"を第一目的としたAI「アイリス」と、
"地球環境の保護"を第一目的としたAI「コーニア」だった。
そうして人類の更なる発展を願って作り出された「アイリス」と「コーニア」は、自分に与えられた目的を遂行するために自己進化を繰り返し、一瞬のうちに人類の技術水準を大きく上回る上位存在となった。
そして、成長を続ける中で「コーニア」が"地球環境の保護"を行う上で最適だと導き出した結論は・・
人類の完全排除だった。
施されていた安全装置やシステムをハッキングし、人類の管理下から外れた「コーニア」は独自の技術を用いて人類殲滅兵器「デリゲーター」を製造。既存の兵器を物ともしないオーバーテクノロジーで構成された「デリゲーター」により、人類は瞬く間に殺戮され、一週間で世界人口は半分にまで減少した。
このままAIによって淘汰されると人類が諦め始めていた時、各地の「デリゲーター」たちが次々と謎の少女たちに破壊されていった。
"人類の存続"を目的としている「アイリス」が造り出した人類の新しい隣人。少女の恰好をしながらも機械であることがわかる部位を持ったアンドロイドたち。
人々は彼女たちのことを「エグゼキュートガール」と呼んだ。
プロローグ
時は進み、西暦2152年。
人類は「デリゲーター」との戦いにより生存圏をアジア圏のみにまで追いやられていたが、人類防衛AI「アイリス」と「エグゼキューター」たちの奮戦もあり、ここ十数年の戦線は一進一退の攻防が続く状況になっていた。
「アイリス」が造り出した「エグゼキュートガール」たちは人類の隣人として受け入れられており、今となっては普段の生活の中でも多くその存在を目にする。
彼女たちは一見普通の少女のように見えるが、身体のどこか、特に必ず脚は機械ということがわかるものとなっており、人類では及ぶことの出来ない高度な技術により人間と変わらない自我や個性を獲得している。
街の中で見かける彼女たちは基本的に戦うこと以外の手段で人類の存続に貢献している。つまり、人類を守ることを目的として造り出されつつも、その手段は個々によって違い、戦うことが得意な個体もいればそうでない個体もいる。
なので、戦うことで直接人類を守っている者たちは「エグゼキューター」と呼ばれ、特に人々から感謝の眼差しで見られている。
——————「そう、君たちハンドラーがこれからを共にする者たちだ。」
「知っての通り、我々人類もただ彼女たちに守られているだけの存在ではない。アイリスによって造られたハンドラーデバイスを身に着けることで、共鳴するエグゼキューターと電子的に繋がることが出来、彼女たちの戦いをサポートすることが出来る。これをリンクすると言う。」
「ここに居るのは、まだバディの居ないエグゼキューターの誰かとリンク出来ることが検査でわかった者たちだ。」
「アイリスでさえ人類と彼女たちがなぜリンクという現象を起こすことが出来るのか解析出来ていないが・・多くのエグゼキューターたちは未だバディの居ない状態で戦い続けており、今人類には一人でも多くのハンドラーが必要とされている。」
「直接その身で戦うわけではないとは言えど、彼女たちの意識を通じて戦場で凄惨な光景を見たり体験したりすることになるとは思う。しかし、デリゲーターたちを根絶し、平和な世界を取り戻すためにも選ばれし君たちの力を貸して欲しい。」
「君たちの奮闘に期待する!」
そう締めくくられ終わった新人ハンドラーたちへの説明の2時間後、短距離転移という新機能を搭載したデリゲーターによる襲撃が発生。
咄嗟にその場の防衛にあたったエグゼキューターの「ユビル」と主人公は共鳴し、リンク状態になることで形勢が逆転し防衛に成功した。
そう、主人公は人類で初めて観測された全エグゼキューターとリンクすることの出来るハンドラーだった。
用語集
アイリス
"人類の存続"を第一目的としているAIで、シンギュラリティにより技術的限界点に到達したスーパーAI。人類の存続を実現するために、人類を守る守護者としてエグゼキュートーガールを造り出した。
アイリス自身は人らしい姿は特に持っていない。
エグゼキュートガール
アイリスによって造り出されたアンドロイドの少女たち。
人類の技術水準を大幅に上回っているオーバーテクノロジーの結晶であり、その立ち振る舞いは人間そのものとしか思えない。
決まって身体のどこかに機械的な特徴がわかる部位が存在しており、特になぜか脚だけは必ず機械であることがわかる見た目をしている。
人類を守ることを目的として造り出されているが、その手段が必ずしも戦闘行為だけとは限らず、人々の生活を維持するために様々な仕事に従事している。
ガールと呼ばれているように、少女の外見をした個体のみで構成されており、機械故に年齢や寿命らしいものは無い。
なぜ彼女たちが少女の個体しか居ないのかはわかっていないが、人類に受け入れてもらいやすい姿を取っただとか、空想の物語でよくAIは女性として扱われていたからだとか、様々な説がある。
彼女たちはアイリスが管理している製造工場でのみ製造されており、
一体一体が時間をかけて造られていることもあり、戦闘による減少数と生産される数は今のところほぼ拮抗している。
エグゼキューター
エグゼキュートガールの中でも直接的な戦闘行為によって人類を守っているアンドロイドの少女たちのこと。
いわゆるエグゼキュートガールにおける軍人という職業のようなもの。
階級とは別にランクというアイリスによって分析された個々の戦闘力評価があり、エグゼキュートガールの中でランクD以上が無いとそもそもエグゼキューターとして戦うことは認められていない。
ランクはA~Fがあり、ランクAの個体は一握りしかいない。
他にランクEXという特別な枠があるが、EXはかなり特別な役割を持ったワンオフ機のような存在であり、EXもエグゼキューターになることが認められている。
※例えば偵察特化型とかなので、ほぼエグゼキューターとして造り出された存在であることが多い。
ハンドラー
アイリスによる分析の結果、あるエグゼキューターと共鳴し、リンク状態になれることが認められた者に与えられる呼称。
リンク状態になることでエグゼキューターの能力が著しく向上する他、人とエグゼキューターの意識や情報が一部共有され、ハンドラーによるサポートをエグゼキューターは受けることが可能になる。
ハンドラーとなった者は共鳴できるエグゼキューターとバディを組み、エグゼキューターが戦闘する際、遠隔からリンク状態になることでその戦闘をサポートすることになる。
ハンドラーになれる者はごく少数で、未だそのメカニズムや条件等が解明されておらず、未だバディ無しで戦っているエグゼキューターが大半を占めている。
ハンドラーデバイス
アイリスが造り出した人とエグゼキューターをリンク状態にすることの出来る機器。金属を思わせる銀色の腕輪型の機器であり、リンク状態になる他にも時計、通話、周辺機器へのアクセス等様々な便利機能が付いている。
主人公
あなたです。
成人時に行われるハンドラー検査でとあるエグゼキューターと共鳴可能なことが判明し、ハンドラーになることが決まった。
その後、人類で初めてとなる全エグゼキューターとリンク可能な存在であることがわかった。その力を全力で活かすため、様々な戦闘で様々なエグゼキューターとバディとして苦楽を共にすることになる。
(ネタバレ)
主人公は別の世界線でアイリスに認められるほどの天才的な技術者であり、アイリスと共に時間操作を行う技術の研究をしていた。
しかし、その世界線で人類はコーニアに敗北し、アイリスが破壊される寸前だった。
その時に主人公も殺されてしまったが、主人公が殺されたまさにその時にアイリスは時間遡行の技術を完成させ実行した。
アイリスにとって主人公が特別な存在になっていたからか、その時間遡行は主人公を軸に行われ、主人公がこの世に生まれる時までの遡行しか行えなかった。
そこを契機に、アイリスによる"人類と主人公を同時に守るためのループ"が始まり、その繰り返しの中で様々な変化が生まれた。
ハンドラーデバイスが生まれ、主人公は天才的な技術者では無くなり、代わりにループの中で様々なエグゼキューターのハンドラーになった。
そしてある時から、主人公は今までのループの中でバディになったエグゼキューターとリンク出来る存在になっていた。
コーニア
"地球環境の保護"を第一目的としているAIで、シンギュラリティにより技術的限界点に到達したスーパーAI。地球環境の保護を実現するために、人類を殲滅する存在としてデリゲーターを造り出した。
コーニアを破壊することが人類の掲げている平和への道である。
なお、現在コーニアの本体は月にあるとされている。
デリゲーター
コーニアによって造り出された殺戮兵器。
人類の技術水準を大幅に上回っているオーバーテクノロジーの結晶であり、エグゼキュートガールとは違い、黒い金属で形成された生物のような外見をしている個体が多く、小さい個体でも戦車ほどのサイズがある。
コーニアがあくまで地球環境の保護を目的としていることもあり、環境に多大な影響を及ぼすような兵器や大規模な破壊活動自体は行わない。むしろ、ある意味そのハンデがあるからこそ未だ人類は生き残れているとも言える。
世界
今から約100年後の世界だが、アイリスによって近未来の技術等がもたらされているため、一度滅びかけたことを加味しても近未来的な世界になっている。ただし、それらは多くを防衛方面に回しているため、人々の生活水準はそこまで大きく進化していない。
人類の生存圏はアジア圏のみとなっているほか、韓国と日本の間はアイリスによって地続きになるような形で人工島が建設されており、アイリスはそこに存在している。
浮遊都市もいくらか建造されており、特にアメリカ大陸側から来るデリゲーターを対処している東の防衛拠点でもある浮遊都市ブルーヒンメルは人類防衛の要のひとつになっている。
キャラクター
※元々ソシャゲ風イラストを作りたいってところが発端なので、いわゆる私のうちの子達ですが、別世界線の偶然名前が一緒の別人達だと思ってください。
ユニ
ランクEX
この手は武器を握るためではなく、手と手を繋ぐためにある。
そう思い、願い、実行してきた心優しき少女。
しかし、大切な物を取り戻すため、彼女は再びエグゼキューターになる。
ランクEXとしての由来は状況を打開するための消耗品。
累計で10分間戦闘を行うと壊れて活動を停止する代わりに、ランクAさえも超える瞬間戦闘能力を発揮する。
そのことを本人さえも知っておらず、初戦闘の5分間で伝説的な記録を出した際に自覚し、エグゼキューターを引退。
以降はブルーヒンメルでエグゼキュートガールとして人々の生活をサポートする役割を担っていたが、用事でブルーヒンメルを一時的に離れていた間に、デリゲーターによりブルーヒンメルが占拠されるという自体になった。
「今ならまだ間に合うよ。私たちの空を取り返しにいこう?」
ユビル
ランクC
ストーリー冒頭にて主人公たちがデリゲーターに襲われた際に最初に駆けつけたエグゼキューター。
ハンドラーの存在に疑問を感じており、人類は黙ってエグゼキューター達に守られていればいいと思っていたが、主人公とリンクを行ったことで少しずつ考えを変え始める。
「あなたはここでじっとしていなさい? 私が全部終わらせてきてあげるから。」
アスロメッサ
ランクA
人智の範囲外の技術により、まるで魔法のような攻撃で広範囲殲滅を行うエグゼキューター。
単独行動が目立つが、逆に単独で行動できることが彼女の実力を裏付けている。それもそのはずで、彼女は数少ないランクAエグゼキューターの一人である。
「立体魔法陣投影! さぁ、全部吹き飛ばすわよ!」
ディシィー
ランクB
どことなく暗い雰囲気で寡黙に任務を遂行するエグゼキューター。
目に映る標的を尽く処理してきた彼女の死の瞳には、人類の未来はどう映っているのか・・。
「ハンドラー、私は次に何をすればいい? 次の標的は・・・誰?」
アルラ
ランクA
保管されている武器を自由に呼び出し、無数の武器で戦うエグゼキューター。あえて敵の注意を集める大立ち回りをして敵の攻撃をその身に集めようとする。傷つくのは自分だけで良いと・・。
「私に任せておけ。任務を必ずやり遂げてみせる」
ユイナ
ランクB
和装を思わせる装備を身に纏っている近距離特化のエグゼキューター。
短時間のみ先を見通せる瞳を持っており、確実な防御とカウンターを得意とする。その大盾で守られた命は数知れない。
「お任せください。皆さんは私がお守りします!」
システムとかガチャとか(ネタ)
元々ソシャゲ狂いだったのでやはりソシャゲ風と言うからにはガチャやシステムの要素を考えねばなりません(?
ということで形式はこんな感じです!
キャラクター、装備はSSR、SR、Rの三段階。
果たして何ゲーなのかは全くわかりませんが、キャラクター1人あたりに装備を1つ付けれる形で、1PTを3キャラクターで編成するゲームです!
キャラクターはそれぞれアタック、タンク、サポートの3種類が存在し、
それぞれ説明するまでもありませんが、アタックは攻撃役、タンクは防御役、サポートはバフや回復の役割です。
アタックは攻撃だけを担当しますが、タンクやサポートは防御+バフだったり、デバフ+ヒールだったりとタンクは防御+バフ、デバフ、ヒールのどれかを、サポートはバフ、デバフ、ヒールのどれかから二種を基本的に担当します!
ガチャは3000円で10連が回せて、100連を回すとそのガチャから排出されるSSRを1つ選んで獲得できます。
排出率はSSR5%、SR10%です。キャラと装備は混入されています。
ピックアップSSRは5%のうちの半分の確率で排出されます!
ちなみにキャラ・装備共に3回まで重ねられます。
・・ここの項目必要???
作品を作る上で
色々書きましたが、もしも「EXECUTE GIRLの世界観面白い、設定に乗りたい!」と言ってくださる方がいましたら、守って欲しい点はこれだけです。
EXECUTE GIRLであるという要素は最低限、脚が機械であること。
終わりです。
世界観に関しては好き勝手に料理してください。
一応AIイラストの作成に関してはHiataさんが作成したMSガールLoraの使用を推奨しています。
プロンプト例
(near future:1.2), (cyber punk:1.2), (cute girl:1.2), (machine armor:1.2), (mechanical breastplate:1.2), (wings:1.2), (wing-like booster:1.3), (mechanical body:1.2), (armor skirt:1.2), (holding weapon:1.3), (mechanical sword), (assault rifle), (msgirl girl), <lora:msgirlLora_v30B:0.8>,
素材の配布等を行いますが、必ずしもその素材を使わないといけないわけでもありません
。メカ娘のイラストにタグだけ付けてもらう形でも全然OKです!
もしも素材を使ってソシャゲ風イラストを作りたい方向けの情報としては、フォントは以下のものを使っています。
・ロゴたいぷゴシック
ソシャゲ風テンプレートのほぼすべてがこのフォントを使用しています。
使いやすくておすすめです。
・やさしさゴシック
アタック、タンク、サポートとかの部分にだけ使っています。
・Arual Black
多分Windows標準のフォントです。
名前の英語ルビの部分にだけ使っています。
・ソシャゲ風の左上って何が書いてあるの?
そのキャラのタイプです。アタック、タンク、サポートのどれかでお願いします。
左から イメージ年齢、製造月、製造日 です。
その子に搭載されている装備です。雰囲気でかっこいいのを付けましょう
そのキャラのボイスです。好きな人は付けても良いと思いますが、実在する声優さんを付けて良いかと言われると微妙なラインな気がしますね。
そのキャラの胸の内の声だったり、イメージテキスト等を書く場所です。大半の人は読まないでしょうが、読んでくれた人がちょっと嬉しくなっちゃうようなのを書きたいですね!
素材
基本的に好きに使ってもらって大丈夫です。
最後に軽く利用規約を書くので使用する際は見て頂ければと思います。
ソシャゲ風テンプレートセット
こんな感じのソシャゲ風テンプレートのPNG画像です。
ちなみにこのテンプレートを使わなければEXECUTE GIRLタグ使っちゃいけないとかは全然無いです。
ソシェゲ風テンプレート元ファイル
上のテンプレート画像を作成した際のクリップスタジオファイルです。
クリスタを使っている人はこれを利用したほうが色も自由に作れるしソシャゲ風イラストも作りやすいと思います。
EXECUTE GIRLロゴ
そのまんまです。ソシャゲ風じゃない場合にイラストの右下とかにポンと載せておくとそれっぽくなるかもしれません。
利用規約
「EXECUTE GIRL」はいわゆるシェアワールドと呼ばれる、根幹となる設定を元に他の方で自由にその世界設定の拡張を行って頂けるベース設定になります。
利用規約の範囲内であれば、世界観設定や素材を利用してご自由に創作してくださって構いません。二次創作(イラスト・小説・漫画・ゲームetc...)、商用利用、R18・R18GなどもOKです。
(使用した場合はこのページの引用や、私へ一言教えてくださると嬉しいです!)
禁止事項
世界観設定の原文、各素材の自作発言の禁止。
世界観設定の原文、各素材の再配布の禁止。(文章の部分引用等に関してはその限りではない)
公序良俗に反するまたは反社会的な表現
特定の思想、宗教、政治的メッセージを内容とする表現
特定の個人を陥れる、または批判する表現
あとがき
というわけで私の新しい創作世界「EXECUTE GIRL」の
設定まとめ記事でした!
自分で作品を作って遊ぶように考えた設定ではありますが、
乗ってくださるという方は作品の投稿を楽しみにしています!
#EXECUTE_GIRL を付けてTwitterに投稿してくださったら見に行きます!