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ワーホリでSSLCのPMMコースは受けるなという話

 気軽に受けない方がいい理由

まず、「絶対に受けるな!」ってわけではないです。「気軽に受けると大変なことになる」っていう話です。僕も実際、PMM(Power Speaking and Modern Media Program)を1か月間受けました。でも正直、想像以上にハードで自分には合わなかったので、当初予定してた2か月を半分でやめて、ESLコースに戻りました。

この記事では、僕の体験をもとに、PMMコースを「ちょっと考えた方がいいよ」っていう理由と、「こういう人にはおすすめだよ」って話をしていきます。


PMMをおすすめしない人

以下に当てはまる人は、PMMコースを気軽に選ばない方がいいかも。

  • 英語が初級レベルで、カナダ留学中の人

  • ワーホリビザでカナダに来たばかりの人

  • 社会問題とか時事ネタにあんまり興味がない人


PMMをおすすめしたい人

逆に、こんな人にはPMMコースをおすすめしたい!

  • 6か月以上、長期で語学学校に通う予定の人

  • 英語がある程度できる人(観光ビザや学生ビザの人とか)

  • 社会問題や時事ネタが好きで、自分で調べたりするのが苦じゃない人


PMMコースってどんな授業?

PMMは、基本ディスカッション形式の授業で、テーマが週ごとに変わるのが特徴です。たとえば、「映画」「音楽」「健康」「教育」「差別」「将来の仕事」「人間関係」みたいな感じです。僕が受講してた時は、日本人4割、韓国人4割、メキシコ系と中東系で2割くらいの割合でした。

授業の特徴はこんな感じ:

  1. 毎週あるプレゼン

    • 金曜日にプレゼンがあって、1週目は5分、2週目以降は2分ずつ時間が増えていきます。最終的には20分のプレゼンになります。(PMMは8週間のカリキュラム)

    • TEDトークみたいな感じでスライドを作成して発表します。ただし、カンペNG。つまり、完全に自分の言葉で話す必要があります。

  2. ウォーマー(ディスカッションリード)

    • 各自週に1回、自分が約15分間クラスをリードする時間があります。賛否が分かれるようなトピックを選んで、みんなでディスカッションする流れを作るのが仕事です。


気軽におすすめしない理由

1. 英語だけじゃなくて思考力も必要

PMMでは、いわゆる「アジア的な教育スタイル」とは全然違うんです。授業中に自分の意見を言ったり、他の人の意見にどう思うかを答えたりする場面が多いです。それに、知らない単語が出てきても、調べてる時間なんてくて前後の文脈から意味を推測して、その場で話に参加していかないと授業はどんどん進んでいってしまします。

2. ハードワーク必須

毎週のプレゼン準備やウォーマーの準備が、結構大変。特にプレゼンは、木曜の夜9時にスライドがロックされるんで、それまでに完成させないとアウト。夜中まで作業しないようにするための仕組みですが、みんなギリギリまで頑張ってました。

ウォーマーも、自由に発言するクラスメイトに対応するため、事前準備が役に立たないこともあります。でも、そういう予想外の展開がディスカッションの面白いところでもあります。

3. 精神的な負担

英語がペラペラなクラスメイトと自分を比べて、落ち込む人も少なくありません。先生からは「他人と比較するな」って言われるけど、つい比べちゃうのが人間ですよね。結果的に、途中で辞める人も結構いました。


受講を考える前に

PMMを取るなら、まず1回トライアルを受けてから決めるのがおすすめです。実際、先生も「意識の高い生徒が集まる方が授業の質が上がる」って言ってました。僕も、クラスの雰囲気次第で授業がめちゃくちゃ楽しくなったり、逆にしんどくなったりするのを体験しました。


最後に

PMMコースは、挑戦しがいがあるプログラムですが、軽い気持ちで選ぶと苦労するかもしれません。ただ、クラスの雰囲気が良ければ、毎週金曜日に卒業する生徒のお別れ会を兼ねて飲みに行ったりして、楽しい時間を過ごせることもあります。

PMMに興味がある人は、この記事を参考にして、自分に合った選択をしてみてください!

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