圧倒的な価値を作る技術ゲシュタルトメーカー:苫米地英人

圧倒的な価値を作る技術ゲシュタルトメーカー
著者:苫米地英人


義務教育=高校までは過去の話。現代の情報過多の状況では、大学修士課程まで義務教育で、人生の半分までは学びの期間でいい。
新しい付加価値を創造できるゲシュタルトメーカーへの道と必要性を教えてくれる1冊です。


〇40歳までは就職するな
・恐怖が相手を縛る
 ⇨恐怖から、これを信じればうまく行くぞ
  と煽るサバイバル本は多数。
・奴隷のまま就職、転職、起業しても成功
 しない→奴隷の求人募集しかない
 ⇨余計な知恵をつけた奴隷は不要
・将来の有望な企業は生まれていない
 ⇨独力で価値あるものを作る
・PTSDとカジノと短期的視野
 ⇨戦争や不況や震災から短期視野しか見ない
・国家資格は数10年前の時代遅れ

・アメリカはフェアな学歴社会
・学問の理解=バラバラなものを集積
・くだらない仕事をする暇があるなら博士課程
 まで学ぼう

〇ゲシュタルトメーカー
・仕事=価値の創造=ゲシュタルトの構築
 ⇨ゲシュタルトメーカーになるべき
・新たな価値の創造=付加価値
・製造業を捨てた国は潰れる
 ⇨今の日本のいわゆる大手製造業は、
  金融業化して、技術力低下
・アメリカの強みは基軸通貨と基軸知恵創出
 ⇨工場はなくても特許は多数

・働きながら博士課程の知識を得るために
 ⇨ネットで大学教授検索し論文閲覧
  10〜20人の論文や著者を見て聴講依頼
 ⇨そこの大学を受ける。受かってから仕事を
  辞める。
 ⇨約10年ほどで終わる計算
・人生の半分は学業に費やして問題ない
・無駄な知識はあまりない。点と点をつなぐ
 ⇨exカリグラフィとマッキントッシュ

・ゲシュタルト能力を磨くには?
 ⇨高い抽象度の視点を持つ。
 ⇨イメージによるリフレーミング
・仕事は人生の一部でしかない
 ⇨仕事は人生の1/10程度。そう考えられな
  いのなら、洗脳されている。

〇世界一有利な日本
・円高でトヨタは損をしない。
 ⇨為替リスクはヘッジするのは当然
 ⇨電気代を電力会社が勝手に決めるので、
  海外に工場を移したいのが理由
・デフレはマネーストックを増やしてないだけ
 ⇨BIS規制により通貨発行できない
 ⇨銀行にしか不況や好況は作れない
  欧米の銀行は日本を不況にしておきたい
・日本経済は中間層が多くベターな経済
 ⇨そのため投資家に人気=円高


〇不安依存はやめよう
・マスコミや企業は不安を煽ってこそ儲かる
・不安=将来の恐怖。不安は人間にのみ。
 ⇨現在について不安はありえない。
  飢えは不安?飢えたことある?
・不安の特効薬=楽しい人生
 ⇨物理空間では限界はある。情報空間は無限
 ⇨引きこもりやニートの生き方は正しい
・日本に経済危機は存在しない
 ⇨危機になったらスコトーマが外れて
  何とかなる
・不安の時はセロトニンがでにくい
 ⇨うつ病の治療薬はセロトニンを出す作用
 ⇨セロトニンは喜怒哀楽=情動の後に出る
 exホラー映画、痛み(足ツボやストレッチ)


〇人類は競争を克服できる
・すでに人類は食物の生産能力で全員を養える
 ⇨飢餓はあるが、それは国の政治の問題
 ⇨競争と淘汰は不要になった
・飢えの恐怖から解放された人類
 ⇨世代間競争は無意味。時間が解決する。
  自分達が上の世代になった時の振舞い次第
・ex.国境がなくなれば戦争も軍備も不要
 ⇨抽象度を上げた解決策の提示
・ゲシュタルトメーカーが世界を平和に

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