これも修行のうち:草薙龍瞬
これも修行のうち
著者:草薙龍瞬
「これも修行のうち」
前作.反応しない方法の実践版として、身近な生活に取り入れやすい「プチ修行」を多数紹介してくれる1冊です。
仏陀の考え方をベースに現代社会に使いやすい形に洗練されているため、取り組みやすい内容です。
○プチ入門 〜現代版ブッダの修行〜
・①「心の使い方」次第で毎日は変えられる
・②どんなモノゴトにも方法はある
(だから何事もなんとかなる)
・発想(思いつき)が考え方を決め、
考え方が人生を作ります。
⇨発想の段階で「なんとかできる」と言う
使う言葉を変える。
・ブッダの考え方のフォーマット
①現実はつらいもの
②つらさには理由がある
③つらさの理由は解消できる
④その方法・手順がある
◎プチ修行
・シャワー禅:シャワーの当たる感覚を意識
・人生の目的とは?間違いないと思えるゴール
①すっきりクリーンな心を保つ
②正しい心の使い方を知る
③自分に納得できる
⇨途中迷っても、最後にこれらを達成
できれば「これでよし」
・仏教では心は5つの種類に分かれる
①感覚②感情③思考④意欲⑤意識
⇨ストレスなどの不快な②感情を消すには?
ex.感覚に意識を向ける(切り替える)
⇨反応を続ける限り疲れは取れない
反応に気付き(サティ)、ある事を理解し
感情や思考に心を使わず感覚に意識を向ける
◎プチ修行
・心のアンテナを全身に:五感に意識
・仕事前の30秒座禅:マインドフルネス
・ラベリングで心を整理整頓
・心の指差し確認
・電車禅、外歩き禅
……etc
○感情とは
・感情は3種①快②ニュートラル③不快
⇨人は快を追い、不快を避けようとするが、
現実には快に追い立てられ、不快に
振り回されて生きている人が多い。
(特に資本主義のマーケティングなど)
◎プチ修行
・感情を外から眺める
・事前ツッコミ
・相手をありのまま理解
・いまの怒りの割合を数値化
・怒りの割合をカウントダウン
……
○考え方
・自分は正しいは大間違い。慢
・張り合おうとする子供のメンタルから
卒業しよう
・人が腹を立てるのは、目の前の相手か、
過去の記憶か、他人事で、それに反応して
怒りを作っている。
・新しい言葉で一日を過ごす
exお金を落とした時:
仕方ない、誰か拾って役に立ててるだろう。
寄付したと考えよう。落とせるくらい人から
授かっている。ありがたい話だ。
◎プチ修行
・無駄な考え言葉を抜く
・ムッとした自分に気づく
・小さく小さくで心を守る
(謙虚とは違う。仏教的つつしみ)