お墓、葬式、戒名は本当に必要か:ひろさちや

お墓、葬式、戒名は本当に必要か
著者:ひろさちや


江戸時代になってから今のような葬式の風習が日本で作られました。
お墓や葬式、戒名、そして法事や墓参りは何のためにあるのですか?それって先祖供養ですか?


○お墓、葬式、戒名
・お墓を生前に買わない方がいい
 ⇨もっと安くなるはず、+払戻できない
・火葬の風習は戦後になってから
 ⇨流行によってかわる。樹木葬、自然葬…

・そもそもお坊さんが葬式をするのはおかしい
 ⇨法然や親鸞は、南無阿弥陀仏と唱えれば
  みな極楽に行けると教えている。
  =葬式無しで問題ない。
・仏陀は葬式を俗世間の仕事ととく=出家者は
 関わってはならないと言っている。
 ⇨親鸞も自身が死んだら加茂川に流せと指示

・キリスト教では、葬式は死んでいる者の仕事
 ⇨生きてる者は関与しない

○葬式仏教の目的
・①死体の処理
 ②死者の霊魂の処理
 ③死者に対する愛憎並存的感情の処理

・釈迦は霊魂や死後の世界を有るとも無いとも
 判断していない
・死んで間もない荒御魂→和御魂になるには
 33年から50年かかると神道で言われている
 ⇨葬式仏教の33回忌50回忌は神道の影響


○葬式仏教の始まり江戸時代
・キリシタンの布教を防ぐため檀家制度を始めた
 ⇨元はキリシタンの侵略を防ぐ目的
・檀家制度(寺請制度)で全ての人を仏教徒と
 することとなる
⇨「寺の行事参加、雑用、葬式のやり方、戒名
  死者の髪を剃る、特定日の先祖供養、、」
 これらの掟が規定されることに。

⇨亡くなってから出家し、戒名を与え死者を
 弟子にするお坊さん。
⇨49日、100か日、1.3.7.13.17.23.27.33.50
 周忌
 (インド仏教では49日法要のみ)

・仏教は霊を認めていないので、位牌も不要
・大乗仏教には戒名は不要
・墓参りはしてもしなくてもいい
 ⇨墓の下のジメジメしたところには居ない
  極楽浄土に行っている。

・遺骨は散骨や樹木葬など自然に返すべき
 ⇨遺族と揉めるなら、均等相続が良い

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