グラレコの本をつくろう！

　そうです。私、本の出版をすることになりました。しかも、グラフィックレコーディングやグラフィックファシリテーションなどの話の可視化についての本です。私一人で執筆するのではなく、様々な現場で、現場の人のことを思い、対話の場を作っている人と。（そのため総勢30名の共著w）

いよいよ、企画が大詰めになり、共著依頼ができるところまで漕ぎ着けました。

　正直ここまで来るのに、時間をとてもとても要しました。今回人がたくさん関わっているので、たくさんのトラブルがありました。悔しくて泣きながら寝たり、悲しみを堪えることも多々ありました。たくさんのドラマが日々の中を駆け巡り、正直何度も出版を諦めようかと思ったほどです。

　ただ、実践者の思いを知っているからこそ、グラレコやグラファシの魅力を知り場を作っているからこそ、そして何より一緒に進んで来た仲間のために、この本を出そうと、何度も何度も企画案を作り、何度も何度も話し合いをし、何度も何度も担当者の方と電話をしました。そして、丁寧に共著の方々と繋がりを紡ぎ、議論してきました。

　ここまで来たことが奇跡に近いぐらいです。じゃあ、このドラマチックなプロセスをnoteに全部残りしておこうと思い立ちました。嬉しかったことも、辛く悲しい出来事も、幸せだと感謝したことも、全部全部残そうと。

　そして、本だけではなく、様々なコンテンツを使って、共著の方の思いやあり方、実践を残しておこうと。

出版は来年の１月を目標に。凸凹さんが多いから、どうなることやらと思ってますが、ここまで来たら大丈夫。共著で一緒に書く人は、お互い支え合える素敵な方々ばかりで、一緒にできることがとても嬉しいです。

If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.
早く行きたければ、ひとりで行け。
遠くまで行きたければ、みんなで行け。

確かに1人ですることは面白いこともあるけれど、あと、仲良しこよしも実は好きではないけど。それぞれ多様で個性があって、信念が対立することだってあっても良い。

いつもカオスをさまよいがちで、大変なことの方が多いけど私は遠くにいきたいから、みんなで大切なものを持って遠くにいく。

きっとこの苦労は、ずっと先の未来に効いてくると信じてる。