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応答する準備2022/12/12
午前中、テストを一気に返し終えて、次は高3最後の授業だ。
次は…ということを考えて動き始められたことに心底安心した。
燃え尽きてなかった。
昼もなしで(1本満足バーと紅茶!)、夕方まで時間も見ずに作業した。
疲れたから帰って、家でまた考える。
まだまだ終わってないけど、2日間休みだから大丈夫。がんばる。
📙
テスト直前に集めた「生徒の声」(私の投げ掛けた問いにたいして自分の考えを述べるもの)のまとめと、最後のおすすめ本プリントを作っている。
楽しい。
・いい意見が見つかると感動でふるえる。
・考えるたびに、次から次へ新しい本が思い浮かぶ。
最後の授業に困るあまり、去年と同じことをしたりなんかしなくても、私は思いつくし、できる。そのことをもっと自分が知るべきだし信じるべきなのだと思う。
意欲の源泉の一つは、「生徒の声」だった。(自分にとってそうだと知っているから集めた。)
私は「生徒の声」が好きだし、相手がいると感じられるからできることがある。
矛盾するようだがしかし、そうでなくとも私はやるだろう。
責任(responsibility)とは、応答(respond)できる能力(ability)を持つ人が果たすべきもののことだと、鷲田清一が言っていた。
私は自分の「責任」は、そのことだけだと思う。だからする。私には彼らに応える能力がある。それを惜しんじゃだめだ。
この時代、「やりがい搾取」という言葉はあるにせよ……(´・ω・`; )、幸い、私はこのプリントを作るのが好きだし、楽しくできるから救いだ。
できあがったら、ほしい人みんなにあげよう。
今回の「生徒の声」のテーマ:
私の問いは、
1 「世間」を意識した経験と、あなたにとって「世間」とは何ですか?
2「他人本位(人任せ、人まね)」だった経験と、「自分本位(自分で考え、決めること)」ではなかった理由を答えてください。
授業で読んだ『世間とは何か』(阿部謹也)、『私の個人主義』(夏目漱石)にちなんだもの。
難しくて面白いテーマだった。
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