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騒ぎながら検診を受ける2024/12/29
11月の終わりから12月にかけて、マンモグラフィ&エコー(乳がん検診)、バリウム(胃のエックス線)と続けて検診を受けた。
経過観察の必要がありマンモグラフィとエコーは半年後にまた受けることになって、ウッと思うのとホッとする気持ちが半々。痛みに弱く、マンモグラフィは一生受けないと思っていた自分が半年ごとに受けることになるとは。
思いこみなんて当てにならないものだし、自分で決めたことも案外もろい。
その後に職場の健康診断で受けたバリウム検査はもう笑うしかなかった。
バリウムを飲むのが大変! とは聞いていたが、その直後に上下左右天も地も関係なくぐるぐるまわされるなんて知らなかったぞ。
落っこちそうになりながら笑うのを我慢するのが大変だった。バリウムを飲むことより、バリウムからの容赦ないぐるぐるの方がインパクト強くない?! なんでゲップを我慢してバリウムを飲みきらなきゃいけないことばかり言いふらされてるの?? 唯一私に「ぐるぐる」の可能性を教えてくれたのは年下の美容師さんで、「私もまだバリウム飲んだことはなくて。母が、『バリウム飲んだらそのあとまわされる』って言ってたんですけど、それは昔の話ですかね~? 」…って言ってたけど今もだよっ!!! バリウムはゲップを我慢するのが辛いんじゃなくて、一気飲みを強いられた後問答無用でぐるぐるまわされることが辛いんだよ~~それも、手すりをぎゅっと握らなきゃ落っこちる本気の角度でだよ~~ということを、下の世代の人びとに伝えたい。
さらに!! うんこが全然出ないから焦ります!
出なさそうと思われたのか、下剤を多めに渡されて、しっかり飲んだのに夜中まで出る兆しがなく、調べ始めると怖いことが書いてあって、とにかく翌日の午前中までには出すべしという…。バリウムが腸の中で固まって閉塞したりする恐れ…。そんな怖いもの、人体に使わないでくれ! 焦るとうんこはますます出ない…。
そもそも職場で受けたから、そのあとうんこ第一で行動できなくて仕事優先にしてしまったのがよくなかった。「職場のトイレが嫌で職場では健康診断を受けない(バリウムの項目があるから)」と言う人もいて、繊細なんだなと思っていたが、今さらながら大納得する。それに!先人たちが言っていたのは「うんこが白くなる」ということだけで! そんなの別に嫌でも何でもないよ。出ないことに比べれば。出ないとあせるとか、出ないと大変なことになるとか、出づらい(のか?)とか、そういうことを伝承してほしかった!!!
あせった後、私は必死で夜中に腸が動くヨガの動画を見て実行したり、とにかく水を飲みまくったりして、最終的には夜中にごはんとみたらし団子をどかどか食べて腸を刺激し、無理やり排出した。
バリウムに関していちばんきつかったのはそれだった。
こうなってから思うと、母がバリウム検査後に、「出ない!!」と焦っていたことを今思い出す。なんて過酷で原始的な検査なんだ……。
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