見出し画像

イライラ期の過ごし方~暗闇バイト編


昨日から考えている激しいイライラの原因について。


薬の影響の他には、激しい寒さと、この情勢がもう嫌なのだと思い付いた。

寒さについては説明したくないから毎年書いていなくて、毎年忘れている。

でも、暖かくする方法をとにかく持っていない人生であるというのは問題なんだろうなと思った。

エアコンと電気ストーブでは耐えられない気候の国なのだと、もうわからなければいけないのだと思う。節約とか設備(灯油を買いに行くのは無理じゃん)の問題ではある。

国レベルでのセントラルヒーティングの導入を願っている。この寒さはもう個人の領域を超えていると言えないかな?

はっきりと心身の健康を損ねているよな。布団の中にもぐっているしかなす術がないというのは、それは一つの方法ではあるけど、地味に私の精神を蝕む。

誰かと一緒に住むというのは、私にとってこの不安や負担や不満を解消することだ。そのために人って一緒に住むんだよね?

そういう不景気な話を書きたくないから日記に残っておらず、毎冬、初めてみたいに一人で死んでいる。

と書くことができるのは、この数日、ひどかったイライラがほんの少し緩和されてきたからだった。

本当にひどかったので、電車の中でも、道を歩いていても、他の人間に苛立っていた。全員私より歩くのが遅いから、何っ?! と思っていたし、歩きタバコにはあからさまに身体全体を背け、ていうか毎外出のたびに目撃するおじさん連の歩きタバコがこの駅の一番嫌いな点ですよと確認し、駅だけでなく電車でも店でも道でも大きな声で喋る人は男でも女でも老人でも若者でも大嫌いだった。

こんなにイライラしているのは自分ではないと思いたかったし、辛くて悲しいし何かとんでもないことをしでかすのではという恐怖、あと腫瘍ができるのも嫌、、、と思っていたけど、同時に、このイライラしている事実をも受け入れようということも思った。否定せずただ認めるっていう意味で。無かったことにしないのね。
だってどうせずっとは続かない。おそらく、気候と異常な情勢が続きすぎていることへの疲弊と怒りを、敏感に察知して苦しんでいるだけなのだろう。
この異常事態に、この私が普通でいられるわけがないよな。

イライラ期にはひたすら本を買い、読んでいた。本を買うのがやめられなかった。それだけが生き延びる方法に思えた。買うだけですぐは読まないものもあった。それでもよかった。とにかくこの飽きすぎた現状ではない新しいものを摂取しなくては死ぬ。
本を読めよ本を。

それで、職場で同じ人のうわさ話ばかりする人を憎み、なんでこの人は飽きないのだろうとひどく蔑む気持ちになった。そういう! 誰かに迷惑をかけたり、誰かを攻撃することも避けたかったから! 必死に家にとどまるしかなかったし、本を読むしかなかったんだよ。

ここから先は

1,588字 / 2画像

¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?