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野菜は不死身

「野菜は切っても死ぬことはない。」
例外もあるけれど、畑で自分で野菜を育て食べるを繰り返すうちに
この考えへたどり着いた。

例えば根菜の葉の付け根をカットして
切り口を水を浸しておく。

しばらくすると葉っぱが出る。

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枯れることはあるけれど、そのときにはすでに種になり
次の命を繋いでいるのだ。

だから「野菜は生きている。」

タネは人や動物に食べられて運ばれる前提で
身を守っている種類もある。

タネの部分が毒といわれる植物は
出してもらいたいから毒となっているのだろう。

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毒でなくともトマトの種は
食べても分解されずにそのまま出てきて
落ちたその場所で再び発芽する。

やっぱり「野菜は、死んでない。」

アイヌの人の考え方で
「食べたものの命はその人の身体に置き換わって生き続ける」
という話がある。

話の例えでは動物だったけど
生きた野菜を食べて生きた細胞として生まれ変わり
エネルギーとなり私の一部になる。

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最近ビーガンを意識するようにになったのだが
一度死んだものを食べることと
生きたものを食べることの違いが
ココにあるような気がしている。

「野菜の命は永遠。」

生きた野菜を食べることで
自分自身も永遠に生きられる気がする。

野菜を食べることは最高のアンチエイジングで
最短の不死身になれる方法じゃないかな。

この身が朽ちる日が来ても、大地の一部に私はなりたい。

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