異常に遅い実家のネットがv6プラスで改善された話
結論から書きますと2020年当時リモートワークが大流行した影響もありIPv4が大混雑、プロバイダにIPv6の利用申請したら混雑が解消されたという話です
現在何か問題があるとして、混雑状況が分からないので参考にならないかもしれません
みなさん、おはコロナ!!!(最低の挨拶)
いかがお過ごしでしょうか
自宅不謹慎こと僕は久しぶりに長野の実家に帰ってきたのですが、
実家のWi-Fiが遅すぎる問題に直面していました
ネットが遅いと何をやるにしても遅いネットが全てのため
あまりにも遅く、仕舞いには通信が切れてしまう始末
簡易的に速度を計測してみます
光なんだぜ、これで…
ADSLの下り平均が大体5~15Mbpsあたりらしいです
もはやADSLが速く見える、ISDN?ぼくらのウォーゲームを見てください
キャリアの通信制限時の速度が128kbps上限らしく、それよりはさすがに速いですが普通は通信制限時の速度と光回線の速度は比較するものじゃありません
仕事してない都合上リモート会議の予定は無いので特に問題はありませんが、このままでは困ります
あとネットがないと酸欠で死ぬ、多分
まずいぞ!
レッツ、世直し!
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準備編:状況の整理
回線契約はドコモ光、いわゆる光コラボ事業者ですね
(その昔、親が携帯回線のセット割引に惹かれてフレッツ光から転用したらしい)
ドコモ光はプロバイダ契約も内包しているみたいで、うちは@niftyを利用していました
契約は全て家主である父親名義でした
(これは結構面倒だった)
・通信速度に波があることを発見
日中は5Mbpsあたり、夕方〜夜にかけてまともに通信できなくなりますが、ド深夜帯(AM3:00とか)になると速度が回復することに気付きました(寝て)
チョッパヤ!(当社比)
これにより速度の低下は混雑が原因な予感がします
問題は、どこが混雑しているかですね
下流から探っていきます
①ルーターに有線でPCを直結
周りに家が多く、Wi-Fiの電波がいくつも飛んでいる状況だと電波の干渉やチャンネルの混雑で通信速度が低下することがありますがここは過疎地なのでそんな心配は無いようです
図1:まるで雄大な日本アルプス
一応、PCとルーターのLANポートを直結してインターネットに接続、速度を測定しますが案の定結果は5Mbps以下でした(ですよね)
となると原因はもっと上流にある様子
②回線事業者に状況の確認
ドコモ光のサポートに電話してみました
が混雑してるのか繋がりません
(通信系のサポート電話って基本繋がりませんよね)
15分間癒しのメロディを聞かされた挙句、自動で切られ
仕方がないのでお手紙(お問合せフォーム)書きました
(読まなくていいです)
〜二日後〜
やっと返信が来ました
お…
〜翌朝〜
8:00の受付開始と共に開店電凸したらあっさり繋がりました
通信機器のランプ点灯状況を伝え、機器に異常は無さそうということだけ分かりました
最近の混雑等の状況を聞きましたが、特に問合せは来ていないようです
解決はしませんでしたが受け答えのしっかりした方で非常に助かりました
あと以下の速度計測サイトを教えてくれました
こちらの方が正確な気がするため、今後はこちらを使用することにします
③プロバイダのv6プラス(IPv6/IPoE)の利用
結論、ここを変えたことで速度が大幅に改善しました
調査のため、以下のサイトにアクセス
スクショ撮り忘れてたみたいで画像ありませんが、IPv6で通信ができていませんでした(赤い❌が出た気がします)
IPv6で通信するためにはサーバー、プロバイダ、ルーター、PC全てがIPv6に対応している必要があるため、どこかで引っかかっているようです
IPv6テストページのサーバーは対応しているはずなのでプロバイダ、ルーター、PCに原因がありそうです
まずはPCのIPv6を有効にします
OSによって操作が異なるため、以下をご参照ください
Windows10
Mac
次にルーターの設定を確認します
こちらもルーターによって操作が異なるため
「〇〇(ルーターの製品名) IPv6」
のような感じで調べていただければ出てくるかと思います
「IPv6パススルー」みたいな名称の設定項目があればそれを有効にします
再び確認!
うむ、ダメでした!
残る原因はプロバイダです
「プロバイダはv6対応してるはず」という先入観で後回しにしていたのですが、契約者である父親に(重すぎる腰を上げてもらって)契約を確認してもらったところ、v6プラスが適用されていなかったとのこと、ズゴーッ
「無料v6サービス開始しました!」のお知らせを適用開始と勘違いしていたようです
最初から確認しておけばよかった…
とは思いますが原因が分からなかったからね、仕方ないね
朝イチに申し込んでもらって、数時間後にはIPv6に切り替わりました、早い
速い!!
IPv4の数値は相変わらず1桁ですが、IPv6対応のサイトは数値だけでなく体感でも大幅にアクセス速度が改善しました、神
最高
今では私がおじいさん、孫にあげるのはもちろん、
v6プラスです
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とりあえず地獄を脱しました
要はリモート通話等々で全体の通信量が増えたことでPPPoEで使用する網終端装置が混雑してて、IPoEを利用することで混雑箇所を回避できるようになったみたいです
ちなみに費用面は今回の場合一切かかりませんでした。
・ネットを契約して以来特に見直しをしていない
・時間帯によってめちゃくちゃ遅い
というご家庭は該当するかもしれません
書いたこと以外にも多重ルーターの解消&IP固定で締め出し事件とかアクセスポイントの交換&IP固定で締め出し事件2とか色々あったんですがクリティカルな解決ではなかったので省略させていただきます
後日、@niftyから
「PPPoEパンクしてるから全員v6プラスに切り替えるね!」
とお知らせが来たようです、なんやねん
まあ混雑が原因ということは利用者全員あのクs…回線速度だったということで、そりゃそうなるわなという感じです
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速くなったのですがしかし、決して100Mbpsを超えない
お気付きかも知れませんが、貸与品がボトルネックになって100Mbpsに抑えられてるっぽいですね
世の中は1Gbpsだの2Gbpsだの謳われている中、少し負けた感もある
気になる
とても気になる
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新章 そして伝説へ 〜爆走1Gbps伝説〜
(今度別記事に書きます)
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