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“現役書店員”がオススメする言葉の本 Vol.60
こんにちは。
よく人との会話で「あっ、今うまく言葉伝わってないな・・・」などと感じることありませんか?
僕自身よく感じるので話し方やコミュニケーションの取り方などの書籍を読んでおりますが、テクニックは身につくものの、会話をしているうちに気づけば言葉に詰まったり、またうまく伝えられてない状態に戻っていることはないですか?
そんな方におすすめの本です
こちら↓↓↓
おススメの理由
・「なぜ伝わらないのか」から思考の整理まで深く学べる
本書は小手先のテクニックではなく、そもそもなぜ伝わらないのか根本から冷静に分析し、どうすれば伝わるかをしっかり教えてくれます。
ポイントは
物事を考えたり感じたりする時に無意識に頭の中で発している言葉=「内なる言葉」の存在を意識して磨き、外へ向かう言葉に変換する、というところだと思います。
どういうことでしょうか。
本書にもありますが、例えば、人と会話をしていて「もっと整理して話してくれれば良いのに」「内容が薄っぺらいな」などと自分が感じるときを思い出してみてください。
相手の「言葉」だけでなく人間性そのものを無意識のうちに評価しているのではないでしょうか?
言葉は、思考の上澄みに過ぎない。
とある通り「話す術」をいくら身につけても、話す「中身」が変わるわけではないので、人間性の評価も変わらないんですね。
だからこそ自分の「内なる言葉」に目を向けるということですね。
その後、まず「内なる言葉」を紙に書き出し、T字型思考法という型で「なぜ?それで?本当に?」と問いかけたり、グルーピングといった具体的な方法を丁寧に解説しています。
言葉を生み出すためにはこんなにも多くの作業が必要なのかとは思いつつ、具体的かつ根本的な考え方から、思考の整理までできるので、応用が利くのと結局、時間的にも効率的なのではないかと思います。
自分が今何を思っているのか明確になりますしね。
言葉を正確に生み出し伝えたい方へオススメの本です。