最近の購入品と図書館で借りた物など紹介(センシティブな話を含みます)
個人的にどれも最近知ったものばかり。
オススメしてもらったり、この人はこれが好きなんだと知って買った物である。
④は個人的にハマったもので買い続けてるものだ。
①魔術師オーフェン はぐれ旅
本当は文庫版(富士見ファンタジア)で買い揃えたかったが、近くの古本屋に売っていなかったため、とりあえず新装版(TOブックス)で購入した。
古本屋で在庫がある分を購入したが、この先もまだ続くそうだ。金銭的にキツいので、今後古本屋に売ってなければゆっくり注文しようと思う。
②バックトゥザフューチャー
なんとこの作品、今まで生きてきて一度も見た事がなかった。
洋画で好きなのは「ネバーエンディングストーリー」と「パルプフィクション」がパッと思いつく。
そして「プロジェクトA」
今まで勧められたこともあったが、人気タイトルだというだけで避けてきた。
③クロスファイア
図書館で借りたのだが、これに関しては返却日までに読み切れる自信がない。
最悪映像で見ようと思っているが、悔しいので何度借りたとしても読み切りたい。
これは私の意地だ。
④ひだまりが聴こえる 春夏秋冬 3巻
これはBL作品だが、男女問わずオススメしたい。
読む順番はそのまま発売日順で、
ひだまりが聴こえる
↓
幸福論
↓
リミット
↓
春夏秋冬←今ココ
突発性難聴を抱える杉原航平と、明るい性格で思ったことをなんでも口にしてしまう声が大きい佐川太一の物語。
ぱっと見「普通」の航平だが、難聴のせいで周囲からは「シカトされた」「無愛想」などと誤解を受け続け、しまいには「先輩に目をつけられている」と噂まで立てられてしまう。
顔が整っているからこそ、気取ってると勘違いされたりするので航平はいつしか人と距離を置くようになり、周囲とうまく馴染めないところに太一と出会う。
太一はもともと声が大きいため、航平と仲良くなっていく。
航平は耳が全く聞こえないわけではない。
だからこそ抱える生きづらさを丁寧に描いている。
これは今の所、性的描写はひとつもない。
なのでそういうのが苦手な人にもオススメしたい。
明るく、何も考えてないように見える太一でも、彼なりに悩んだりする。
健常者とハンディキャップを持つ人、それぞれの関わり合いや登場人物の心理をリアルに描いている。
私が泣いたBL作品はこれの他に「ギヴン」だ。
ここから少しセンシティブな話をする。
これは私の話だが、かなり仲の良い従姉妹がいる。
従姉妹はめちゃくちゃ美人だ。
アイドルにいそうなくらい可愛い。
いわゆる見た目は「普通」だが、軽度の自閉症を持っている。
家族はみんな従姉妹を腫物扱いするが、私はなぜその従姉妹にだけわざとニコニコしたりして気を遣わなければならないのかが未だにわからない。
いや、わかるんだ。
わかるけれど。
自分に置き換えて考えると特別扱いだけは嫌だ。
本人にもっと優しくしろと言われるか泣かせるまで、私はきっと死ぬまで対応はこのままだ。
もう30歳間近なのに、ひとりだけ「ちゃん」付けされていてなんだか可哀想だとも思う。
現在従姉妹は実家を出て、住んでる場所がかなり離れているため頻繁に会うことはないけれど、学生時代は頻繁に遊んでいた。
従姉妹の家に何度も泊まりに行ったりもした。
「普通」に接していただけで私だけ叔母や母親に怒られたこともある。
「◯◯ちゃんはそういうのわからないんだから、あんたが汲み取りなさい」と何度も言われた。
そんなの、私は従姉妹じゃないんだからわかるわけないだろと心の中で思い、理不尽さを常に感じていた。
特に理不尽だと思った話をしよう。
よく従姉妹の家のパソコンで、おもしろフラッシュ倉庫を漁っていた。
モナーとか赤い部屋とかウォーリーを探さないでとか。
すると意図せず少しだけエッチなサイトに飛んでしまったが(AVではなくグラビアとかそういうの)、当時は確か小学とか中学生くらいだった為、水着の女を見て「おっぱいでけえ!」などと言いながら爆笑してふざけて見ていた。
騒いでいて何事かと様子を見に来た叔母は、私だけを呼び出し、信じられないほど怒鳴ったのだ。
母親に言いつけるぞまで言われた。
「ゆなぞならこういうのがダメだってわかるでしょ、◯◯ちゃんはわからないんだから教えてあげなきゃダメでしょ」と。
怒っていたからとりあえず「ごめんなさい」と言った。
二度も怒られたくないから母親にチクられるのがとにかく嫌だった。私としてはただそれだけだった。
これに関しては理不尽すぎるし今も根に持っている(笑)
何故なら私だって何が悪かったのかわからなかったし、怒られた後もなぜダメだったのかわからずモヤモヤしたからだ。
この話だけではなく他にもいろんなエピソードがあるが、どうして二人が仲良くやってることでも私だけ常に呼び出されて怒られるのか。
私だったら話が通じるとでも思ったのか。
私だって、従姉妹に限らず、人の気持ちを汲み取ったり、気を遣ったり、先を読んだ行動をする事がこんなにも困難で苦手なのに。
社会人になりたてだったあたりは従姉妹に会うたび
「この世界の大人たち全員マジで話が通じねえよな」と一緒に愚痴ったものだ。
怒られず取り残された従姉妹の気持ちを考えたことがあるのかと。
私だけ泣いて、どうしていいかわからず困って慰めてくれた従姉妹の顔を見たかと、大人になった今なら叔母に言いたいが、叔母は叔母の苦悩が必ずあるからこそ結局言えない。
いつだって口を噤んだ方がお得だと考えてしまう。
誰に対しても感情をぶつけたりせずに、深入りしない方がいろんなことに巻き込まれずに済むのだ。
「〜した方がいいよ」というアドバイスも私の役目ではないと考えている。
なぜなら私がほとんど言うことを聞かない捻くれた人間だからだ。
そんな考えを昔からずっとしてきたからか、友人や他人に対して怒りの感情が湧いた事が一度もない。
怒ったり感情をぶつけたりして、相手をコントロールしようと思った事もない。面倒くさいというより、そこに興味がない。
従姉妹だって生きている。なにも学べないまま終わらすつもりか、過保護すぎるだろと当時思っていた。
ひだまりが聴こえるは、太一も航平の気持ちも、読んでてわかるなぁと共感できる作品なのだ。
そしてアントリこと「アンラベルトリガー」の進捗として、ついに先日ソフィア√に入った。
キャラのルートに入った瞬間、また違ったワクワク感がある。
ルート最初のタイトルから既に楽しみだ。
(これを投稿する頃にはある程度進んでいるかもしれない)