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「永遠の愛」、「変わらぬ愛」、「誠実」、「気品」
・自分を分かってもらうことはとても大変なことで、不安なことで、努力が必要なこと。どれだけ言葉を紡いでも、思った通りに受け取ってもらえるとは限らないし…と考え始めると人間関係は億劫になる。
・ちゃんと人と向き合うの、めんどくさいな~~~~!!!って思ってたこともあったし、今でもそういう気持ちになるときはある。けど、それは自分がなりたい人間ではないし、がんばらないとね。
・という感情を大きくさせ、さらに毎話毎話泣かせてくる漫画に出会いました。「薫る花は凛と咲く」。底辺高校の千鳥高校に通う男子高校生と、お嬢様学校の桔梗女子に通う女子高生が繰り広げるピュアラブコメ。
・主人公の凛太郎は優しいけどちょっと不器用。自己肯定感低め。どこか諦めのようなものを感じさせる瞬間。親にちゃんとお礼言える。自分の失敗を認めて反省できる。友達思い。
・まさしく主人公の器ですよ。スーパーヒーローとか圧倒的イケメンとか、そういうんじゃない。自分で考えて行動して、周りの助けを借りるときは借りて、当たり前が当たり前じゃないことに感謝できる人。
・その主人公を超えてくる圧倒的ヒロイン和栗さん。和栗さんを生み出してくれてありがとう。大きく口を開けて笑う顔がかわいい。食べることが大好きでかわいい。ふわふわしてるかと思いきや、譲れないプライドが自分の中にあって、真剣な表情が垣間見える瞬間は聡明でかっこいい。
・理想の女の子すぎる。でもって、凛太郎に会えるかもと思ってケーキ屋に行くときは、必ず服も髪もメイクもバッチリでおしゃれしてるのはけっこういろんな女子が「分かる~~~~」ってなりそうなところも良い。(凛太郎の実家はケーキ屋。凛太郎はたまにバイトしてる)
・彼らが織り成す恋模様が、素晴らしくないわけがないでしょう!!もどかしいともちょっと違う、自分ではすぐに気づけない心の動き。凛太郎の不器用さを通じて、繊細に丁寧に描いてくれています。
・その最高潮が告白のシーンだと思う!凛太郎が和栗さんに告白するシーン、本当に最高…!自分は付き合いたいのか…?付き合うって何…?と迷いに迷って凛太郎が出した答えが素敵。
・「付き合うということが 勇気や元気をくれる大切な人と たくさん一緒にいられるためのものだとしたら 俺はそうなりたい」
・なんて良いセリフなんだろう…???!!!理由をつけなくても会える関係、会いたいから会うことが許される関係でありたいとお互いが思えるって素敵だね。
・凛太郎のこのセリフの背景には、和栗さんが自分を変えてくれた感謝の気持ちだけじゃなく、彼女の笑顔に元気をもらっているという実感や、その笑顔をもっと見たい気持ちがだんだんと膨らんで抑えきれなくなっているのが読者にもすごくすごく伝わるから応援したくなる。
・彼らの友達もみんな自分をまっすぐ見つめて、相手にもまっすぐ向き合って…。変化を恐がりつつも受け入れて、納得して前に進む。乗り越えるときには仲間がいる。まぶしい、まぶしすぎる。
・和栗さんのライバルキャラがわんさか出てこないところも魅力です。女の子がサブヒロインがいっぱいいて、ハーレムになるやつはもうええので…。2025年アニメ化おめでとう!楽しみーー!!