就職活動というものを通して自分をしる。


2020年。就職活動の年。


正直TOEICも英検も持ってるし、アルバイトもそれなりにしてきた、留学もしたしボランティア活動も長期インターンもこなしてきた私にとって

「大変そうだけど何とかなるもの」

としてとらえていた就職活動。


ある程度自己分析的なものもしたしSPIの勉強もした。
大学入試で面接はバリバリに練習してきたし大丈夫だ、と。


英語、コミュニケーション力を生かしたいと思った私が狙っていたのは客室乗務職。緑のエプロンの大手カフェでアルバイトもしていたし、自分の接客にも自信はあった。


3,4月 怒涛のエントリーシート提出とzoomでの面接練習、ゼミなどを
ほぼ毎日こなし6月に突入。

コロナの影響でエアライン全会社採用中断。

そこまで危機的状況なのか、航空業界…
でもまだ私は何とか就職できるって思ってた。



一般企業やベンチャーの面接。ほぼ面接は失敗せず通過していく。
そのまま内定取りに行けばよかったのに、


「私、実現したいこととかないのに、なんで言わないといけないの?
   ただ生活がしたいだけなのに」


考えすぎなのかもしれない。周囲の就活生はこんなところに引っかからず就活しているのだろうか。
自分だけ?就活ってなんだ?会社への媚売り?自分に嘘をつかなきゃ社会人になれないの?


何で働くのか、なんのために働くのか。
答えを見つけるためにたくさんの本を読んだ。答えはなかった。


最終的に若年性鬱のような症状になった。毎日のように自ら嘔吐し、ストレスによりお腹を下す。脱水症状気味になり道に座り込むことも。気づかないうちに熱が出ていることもあった。
毎日死にたいと思った。奨学金さえなければ死んでいたかもしれない。
奨学金返したら死のうと、今でも思う時がある。


『多分、自分の納得できないことに関して本当に妥協ができない性格なんだ。』

それが今回は「就職活動」だった。そんな人が受け入れられない世の中。


自己分析なんて形式だけだった。就職活動してみてやっとわかった自分のこと。









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