医療ソーシャルワーカー㊺(まだまだ未熟ではありますが)
医療ソーシャルワーカーになってから気づけばそれなりに年数が経っていますが、日々の業務の反省は毎日のようにあります。
それでも仕事をし始めた時からは成長はしているはずなので、何とか自分のモチベーションを保っています。
成長したなと感じることについて、困ったことに対する対処法の見つけ方が早くなったことかと思います。
具体的には患者さんやそのご家族のニーズを汲みとり、そこに関連する協力機関に依頼することが早くなったと感じます。
介護保険の相談であれば地域包括支援センターや居宅介護支援事業所、生活保護であれば市町村の窓口、施設入所の相談であれば各種施設(特養、老健、グループホーム、有料老人ホーム)の担当者、医療的な相談であれば各病院(療養型、回復期、急性期、町のかかりつけ医)等々に相談し、課題解決のための協力を依頼しています。
医療ソーシャルワーカーになりたての頃は患者さんやご家族との面談を終え、先輩に相談し、自分なりにいろいろ調べ、その上で協力機関に依頼することをしていたのでどうしてもタイムラグが生まれてしまいました。
確かに今でも困難ケースについては同様の経過を辿りますが、現在は患者さんやそのご家族との面談中にある程度ここに相談できれば良さそうだなとか、ここにニーズがあるなと感じ取りながら、面談が終わればその場で連絡出来るようになりました。