朱色と黒焦げ、水の音と風の時代_【見てきた夢の光景】
福さんが何かを2回配ってくれた。
グレーっぽい背景に1本の枝の絵が描かれている紙で、確か「211351」か「211531」という数字と一緒だった。(物体と数字は別々)
昔のどこかの宮廷のようなところ。朱色が印象的。
私たちは庶民で、その宮廷のすぐ外側で暮らしていた。ある時、自分達の唯一小さな部屋が丸焦げのように真っ黒になっていた。すぐにはどうにもならない状態だった。それを知った一緒に暮らしている人々が数人集まって思案していた。しかもそこはねこたさんの所有のもので、私たちではどうにもできないようなことを叔母が話していた。
そこは細長い建物の端の部分で、廊下には等間隔で窓があった。窓の外に何かあるよ、というのですぐ近くの窓を開けるも目の前の建物が邪魔で何も見えない。私は1番奥の窓まで走り開けてみると、そこは見通しが良く宮廷のような作りの広場だった。というか宮廷だったのだと思う。首里城に似ていたな。
私は目で奥にいた親戚に合図し、皆がその窓に寄ってきた。
その広場にたくさんの女官が揃って舞いを舞っていた。その中には我々の知り合いか親戚がいるような気持ちだった。でも、全てが見えるわけではなかった。やはり、一部建物の影で見えない。仲間由紀恵に似た女官がひとり、その影を作っている建物の上を歩き、我々にありがとうというように笑顔を向け、去った。
---昼寝時---
まさに今のこの部屋の状態で同じシチュエーション。私はこたつにあたりながら座椅子で眠ってしまってる。
そこにインターホンが鳴った。見てみると誰も映っていない。するとインターホンに映っている映像が動き出し、建物の裏に回るような動きを見せた。インターホンの映像が動くなんて変だけど、監視されているように感じた。私は嫌だなと思って、窓のないところへ身を潜めた。大きな窓のカーテンを閉めてこなかったのが、少しだけ心残りだけど大丈夫だと思った。
隠れている間に、今まで聞こえなかった隣り部屋のものと思われる水道を使う音がはっきりと聞こえてきた。蛇口をひねる音、水が流れる音、その水がシンクに激しく落ちる音。こんなはっきり聞こえたことなかったのに。
その場面と繋がるように「私がこんなふうに感じるんだから風の時代ってすごい」って夢の中で誰かが思っていた。
//夢ここまで
at 20211225
~筆者雑記~
現実は重い
目を覚ますと現実の重さがすごくよくわかる感じ
昼寝の時の方が、こういうことをより感じるかな。それと昼寝時の状態と同じ状態のシチュエーションで夢が進むことがよくある。眠りが浅いのもあるかも。
宮廷の夢は、首里城みたいと感じたところと仲間由紀恵に似た女官が出てくるところが通じていて興味深い・・。