【読書記録】商売を通じて女性としての在り方がわかる本
女性として男に負けたくなかった
本職である看護師として生活している傍ら、もう一本、人生の生き方を作ろうと明け暮れている毎日。
自分自身で生きる道を作ろうと日々生活していると、どうしても男性との関わりが増えていった。
しかし、性別的に女性としてこの世に生まれてきた私。
単純に恋愛がしたい、男性と遊びたいという時は、女性としての魅力で男性との関わりが増えることは嬉しく感じていた。
しかし、仕事と考えると、男性からの女性として見られる目線や対応にとても嫌気を感じ初めていた。
ある時、こう思った。
『女じゃなくて、人として見られたい。
男よりも成功している女になって、女性として見られるのではなくて、人としてデカい人になるんだ』と。
そんなことを考えていた時に、ある一つのセミナーでの紹介で、この本に出会う。
物語になっていて読みやすいし、女性が本当の幸せを手に入れたいと思った時にとてもためになるよ!との紹介であったので、どんな本なのか気になり手に取ることにした。
『月の商人』 犬飼ターボ
マザー出版
この話は女のミーナという奴隷が商人になり、成功をしていくまでのストーリーが描かれている。
とても薄い本で、2時間ぐらいでサクッと読めるのも魅力。
そして、商売のノウハウの部分は、分かりやすく太文字になっていたり、箇条書きになったりしている。
これから、ネタバレにならない程度に、本の内容にから学んだことを書いていこうと思う。
①商人3つの柱
3つの柱とは自分、商品、お客様のそれぞれの取り扱い説明書のようなものだと私は感じた。
自分は何者か?商品の魅力とは?どんなお客様に使って欲しい?
②女が商人として陥りがちな6つの罠
これは、女性ならとても納得する6つ。
商人だけではなくて、女性がこの世の中で、仕事や家事や育児…と重なる生活のやらないとならない事をして、生きているだけで陥りがちであると感じた。
女性が賢く生きるためには、この6つに気をつけて、生活していた方がきっと幸せになれるだろう。
その中でも、私は、男に勝とうとしていた事に気がついた。
男性に負けたくないという気持ちから、男性にアドバイスを求めることが出来なかった。
女ぽく見られたくないと思って、服装や見た目も出来るだけ男っぽくなろうと心がけていた。
でも、それは違う。
女であることは武器であり、女という価値を利用して生きていくことが賢いと感じた。
無用な気を持たせないことは大切ではあるが、男の力を借りて生きることで、問題が解決されることは多々ある。
男と女の思考回路は全然違うのだ。
③商売の種とは
相手の事をしっかり分かることが大切。
相手のために何が出来るか?
どういう生き方をして、何を感じて生きているか?
相手が得意なことは何か?
相手の求めているものを提供出来る人になろう。
私は商売をしているわけではない。
商人を目指しているわけではないが、生きる上でのヒントは沢山散らばっていた。
私はただ、自分らしく生き、小説に書けるような面白い一風変わった人生を過ごせるように目指している者。
そして、いつでもやりたいっと思ったことができる人生を作りたいと感じている。
私は特にやりたいことは今はないけど、友達がやりたいと言う夢の1つや2つを一緒に叶えることが出来る人間になっていたいと思っている。
この本を読んで、それを明確に定めることが出来た。
そして、女性として生きていくという事に対して自信を持つ事ができ、女性でも女性らしく成功することが出来ると感じた。
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