上手い人には勝てない
中学生になり、サッカーが好きな友達となかったら作ろう〜。って言う話をしながら入学した。
サッカー部は、あったけど女子はいなかった。
この頃の考え方は、男の子がサッカーをするものだと言う先入観が強く【なかったら】作ろう!と言う気持ちも無理なものだと思っていた。
1学年3クラスしかない学校だったので、それほど選べるほど部活もなく基本強制的に入部しなければいけなかった。
その中で選んだのは、バレー部。
私は、3年間バレー部に所属し活動した。
どの部活よりも、人気の部活だ。
同学年で、18人だったかな。
バレーボールは、6人制。
他の学年もそれなりに人数が多かったから
1年生の時は、ほぼ外での活動だった。
外周して、筋トレして、コンクリートの上で
ボールを触っていた記憶がある。
3年間頑張ったけど、レギュラーにはなれなかった。元から運動神経がいい人にはどう勝てるのか。頑張ってついてくしかなかった。
試合に出場できなかったのは、悔しかったけど続けてきたことに後悔はない。
指導してくださった先生は、常に私たちと同じように全てのメニューをこなしていた。
口だけじゃなく、私たちと同じように練習指導をしてくださったことにとても感謝している。
そして、1人1人を見てくれていた。
公式戦には、出場できなくても土日の練習の際に試合に使っていただいたり最後まで諦めずに練習に取り組めた。
練習の際に、トスをみんなで繋いだりする練習も誰かが失敗したら責めるのではなく声出してカバーしたりチーム作りが上手かったなと思う。
【チーム】と言うものを大切にしてくれる先生だった。
私の中学3年間は、バレー部で終わった。
勝敗だけじゃない、何かがあった。
(つづく)
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