1泊2日ペナン旅行②🇲🇾
2日目はお寺と海に行ったなぁ、、。
思い出しながら写真を遡ってみたら何故か1枚残らずほとんど消えてしまっていて本当に悲しい(泣)。
インスタグラムに挙げていたものを引っ張り出してくる。なので2日目は写真は少なめです。
2日目は前日に続き主にお寺とカフェ、そして海に行った。
私たちはしっかりと計画を練るタイプではなかったが、ペナンは思い付きでもあれこれ行ける丁度いい大きさの街なので、行き当たりばったりの旅を好む人でも、綿密に計画を立てるのを好む人でも楽しめるだろう。
朝10時くらいにホテルの近くで見つけたカフェにモーニングに行く。
サンドイッチとコーヒーで一息つき、今日の目的地を相談する。
1日目の中国式とに続いて、この日は午前中からビルマ(ミャンマー)式と、タイ式の隣り合う2つの寺院を訪れ、その後Sが行きたいカフェに向かうことにした。
Dhammikarama Burmese Temple(ビルマ式)
マレーシアで唯一のビルマ式の仏教寺院だと云う。かなり立派で、私が行ったことあるお寺の中で最もインターナショナルだった。
「この寺は“Burmese”らしいよ。」と言ったが、韓国人の友人Sには伝わらず、“Myanmer”,「ミャンマー」、アウンサン・スーチーと、思いつく限りの発音で伝えてみるが、ピンと来なかったらしい。ミャンマーを知らないことってあるのかな、、?
グーグルで検索をかけてようやく国名だと理解したSだが、初めて知ったと言っていた。韓国の発音では「ミヤンマー」に近いらしい。
常に行く道を分かっていて、何も失敗したことのなさそうなS。私が知っていて彼女が知らないこともあるようだった。
寺院の話に戻るが、世界各国からの寄付で作られた仏像が立ち並ぶ間があり、日本と韓国の寄付から作られた仏像が隣り合う。
他にもインドや本国ミャンマー、中国などその他二十数ヶ国くらいの国籍の仏像が並んでいた。
中央に、「国際交流の仏陀」のような名称の金色の巨大な仏像があり、有難い気持ちで拝む。
この寺院、敷地が広く、沢山の僧侶が住んでいるようだった。立派な庭園があって、池の中には鯉がうじゃうじゃいた。
Wat Chayamangkalaram(タイ式)
ビルマ式の仏教寺院と向かい合わせに、タイ式の仏教寺院があった。
流石にお寺に行きすぎかと思い、Sの表情を窺ってみたが、「せっかく来たのだから行こう」と快い定案をしてくれた。
この寺院は向かいに比べたら敷地は狭く、歩き回って疲れていた私たちには丁度良い広さだった。
門から真っ直ぐ歩いてすぐにご本尊がある建物があり、タイ仏教の代名詞とも言える大きな寝釈迦像があった。熱心にお祈りしている地元の人達が沢山いた。
Ah Wang Cafe
2つの寺院をからバスで北東の海の方に向かったところに、目的のカフェがあった。
Sが言うには、韓国の有名シェフの太鼓判付きで、韓国人にはよく知られた、カヤトーストが有名なカフェらしい。
ローカルな住宅街にある野外のカフェで、カヤバタートーストと、珈琲茶をオーダーする。
手作り感のあるカヤバタートーストがお決まりの半熟卵とセットで運ばれてきた。
サクサクとしたパンにカヤバターが合い、とても美味しかった。
思ったよりもかなり素朴な店だったので、有名シェフが賞賛するポイントは素人には分からなかったが、満足。
それから、しばらくじゃれ合う猫達を眺めながら休憩をして、その場所が海に近かったため、歩いてビーチに行ってみることにする。
特に有名なビーチで検索をかけて行った訳ではなく、ただ地図を見て最寄りの浜に向かったのだが、この場所が穴場的な、かなり良い場所だった。(写真が消えてしまったのが本当に残念..)
Tanjung Tokong Beach
海なし県民なので、海のある街を歩くのはとてもわくわくした。
住宅街を抜けて5分程で、白い砂浜と海が見えた。
想像よりも綺麗な海と人気(ひとけ)のなさにテンションが上がった私たちは、しばらくはしゃいでツーショットをしたり、映えスポットを発見してお互い写真を撮り合ったりしてから、それぞれ思い思いの時間を過ごした。
こんな風にSと過ごす静かな時間は心地よく、とても幸せだった。
静かに海を眺めて過ごしたい人には是非お勧めしたいビーチだ。
普通だったら絶対そんなことはしないが、余りにも人がいなかったので、「ちょっとくらい大丈夫だよね」と言い合って、抱えていた荷物を浜に置き去りにして散歩をしたりした。
(絶対にやめた方がいい)
4時頃、帰りのバスの時間が近づき、ジョージタウン中心部に戻る。
私が行きたかった、ある写真家のお店に行く。
写真家が撮ったペナンの写真がベースになった雑貨や、写真集、それからペナンとは関係がなさそうな雑貨も並ぶ(日本語のトランプとか)。
迷った末、日本の友人達へのお土産にポーチと、自分への土産にミニ写真集を購入。
それから周辺を散策し、お土産を見て、見つけたアートカフェでバスまでの時間をつぶす。
アートカフェには、梟や虎など、動物がモチーフの絵画が多く飾られていた。
頼んだコンブチャは、焼酎のように小さなグラスと運ばれてきた。あまりの酸っぱさに、その意味を理解した。
こうして2日目も終了。
泊まったホテル以外は、本当に全てが順調にで、外れのない完璧な旅だったと言える。
①で書きそびれていたホテルについて。
2人で1500円程度の激安ホテル(その名もold penang。文字通りオールドだった。)に泊まったのだが、あまりにも埃っぽく、ベッドに寝っ転がって天井で回るファンを眺めながら、2人して面白くなって笑った。
1日目の晩、お勧めのNetflixを紹介し合って、Sが映画を見ようと言い、Sが持ってきたタブレットでジブリの「平成たぬきぽんぽこ」を見た。
(私が見たことないと言うと、あり得ないと言って問答無用で再生。)眠気と闘いながら見るには丁度良い作品だった。
ペナンは、4ヶ月経った今でも、マレーシアで1番好きな場所だと断言するくらいに気に入った場所だ。
こんなに気に入った場所なのだから、帰国前に1人でもう一度行っておこうか。
それとも、Sと過ごした平穏で幸せな時間を最後の記憶にしておくのも良いだろうか。
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