もう全員デビューしちゃったらいいのに!と毎回思う
昨日2021年10月23日に最終回を迎えた「Girls Planet999」(通称:ガルプラ)。
ガルプラは、韓国音楽専門チャンネルMnetで放送された、日中韓ガールズグループオーディション番組です。
基本テレビ番組は録画かNetflixなどで視聴するので、リアルタイムで観ることはほとんどありませんが、今回は毎週欠かさずリアタイで見ていました。
過去に「PRODUCE48」など、いくつものサバイバルオーディション番組がありましたが、実はちゃんと最初から最後まで見たのも、今回が初めてでした。
ガルプラの放送が決まった時、過去のオーディション番組で、投票操作が明らかになったこともあり、「それでも新しいオーディション番組やるんだ〜」という印象が強かったです。
放送が始まっても、番組が嘘っぽく見えてしまって、序盤はそこまでハマっていなかったことを覚えています。
でもミッションを直向きにこなす参加者の姿を見て、いつの間にか最新話を楽しみにしている自分がいました。(毎週金曜日は終業と同時にダッシュ)
私は韓国留学の経験があって、韓国や中国の方と韓国語でのコミュニケーションがどれほど難しいか、実際に経験したことがあります。
そもそも日本人同士でも、チームで動けば衝突は避けれないのに…
特にまだ韓国語が未熟な間は、簡単な言葉でしか話せないので、言い方次第で、相手を傷つけたり、傷つけられたりすることがよくあります。
例えば、「아니다:いいえ、違う」も、語尾強めで「아니!」と言われると、なんでそんな怒ってんの?って思ったりしていました。
もちろん日本人・中国人参加者の中には、韓国語がとても上手な子もいましたが、やっぱり母国語とそうじゃない言葉の壁は、なかなか越えられないなと思うので、彼女たちも相当苦労したのではないかと思います。
そんな環境+放送ごとに評価されて、順位付けされてしまうシステム…
精神力凄すぎ…と毎回感心していました。
私は今27歳ですが、参加者は14歳から26歳と全員年下です。
年下の女の子たちが、言葉の通じない環境で、成長する姿を見るだけで、大げさかもしれないけど、生きる活力をもらっていました。
99人の参加者のうち、9人しかデビュー出来ないなんて、本当に大人は酷いことを考えるなと思いますが、今回「Kep1er」としてデビューする子はもちろん、悔し涙を流した子も、幸せになって欲しいとただただ思います。