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レシートと領収書の罠

どうも~ゆんです

今回は!
ずばりレシートと領収書です

レシートってじっくり見ます?
なんならその場で
ヾ( ゚⊿゚)ポイッ
してません?

経理処理するならレシートは捨てちゃイカンが
レシートの見方もわかってなきゃイカンのです

はぁ~?それくらいできるわ!
と思っているそこのあなた!

たぶん間違えます(笑)

何故なら
企業によってレシートの仕様が違うから

今回は実際のレシートや領収書を例にあげながら
見方を解説していこうと思います

最後には
「請求書版ウォーリーを探せ」
を載せておきますので是非挑戦してみてくださいね~


外税と内税の罠


レシートをよ~く見てみると
外税表示のものと内税表示のものがあります

これを見落とすと
合計した時にレシートの合計金額と
合わないことになります

8%商品と10%商品を一緒に買った場合は
仕訳入力時に消費税を分けて入力しないといけないので
外税か内税かは必ず見ることになります

私も増税直後は見落として
合わな~い合わな~い
ってなってました(笑)

気を付けて見るようにしてくださいね


外税表示とは


税抜金額と消費税を表示したものです

例:外税対象額¥10,000
  外税10% ¥1,000

じゃあ税込いくらやね~んってなると
電卓ポチポチしないといけないので
仕訳入力の際は結構・・・というか
かなり面倒なのです


内税表示とは


税込金額と消費税を表示したものです

例:合計   ¥11,000
  内税10% ¥1,000

仕訳入力の面から見ると
簡単に入力できるので問題ないのですが・・・

税抜入力してる場合(あんまりないと思うけど・・・)
税抜金額いくらやね~んってなります


理想としては
税抜金額
消費税率・消費税額
合計(税込金額)

が記載されてるものが一番ありがたいです

ここでは一例をあげましたが
お店によって記載の仕方が
結構バラバラなので
よくよく注意して見ないと間違えますよ~


領収書の罠



会社員の人は経費申請する時に
領収書添付
とか言われたことないですか?

領収書は「きちんと記載されていれば」
証明するものとして役立つんですが

「きちんと記載されていない」領収書は・・・
ただのメモ用紙です(笑)

具体例をあげて見ていきましょう


情報量極小の領収書


はい、日付と買った店と金額しかわかりません

これ、仕訳するの困るのわかりますか?
○○○○/現金?カード? ¥18,700

まず勘定科目何にするねん!です
消耗品なのか修繕費なのか接待交際費なのか・・・

ある程度店名でわかる場合もありますが
(レストラン○○とかね)

何屋さんですか!?
ってなるんですよね・・・

ネットで調べたところで
はっきりこれだ!と確信を持って仕訳できないので
結局「これ何の支払いですか?」って聞くことになります

しかも消費税率書いてないので
8%なのか10%なのかもわかりません

18,700円の税抜(10%)は~
17,000円だから~
たぶん10%?
という予測はできますが
確定ではないんですよね~・・・

領収書を貰ったら
・日付
・宛名
・金額
・但し書き
・消費税(率と額)
・店名(企業名)
・支払い方法

が記載されているか
その場で確認するようにしましょ~


税率のない領収書


こちらの領収書は税率がないもの

税率が10%だけなら別に問題ないんですけどね
8%もあるから税率書いてないのは大問題なのです

一応↑の領収書では
税込金額-消費税=税抜金額
で税率が10%ってわかりましたが

8%と10%入り混じってたら
読解不可能になります

たぶんコナンくんでも無理です(笑)

但し書きもないので何買ったのかわからないですしね・・・

良いところは「クレジット利用」って記載があるところ

これがないと「現金」で処理したあとに
実はクレジットでした~
ってなると入力修正が必要になります

いやそれ以前に
「現金」と「クレジット」
気付かずに両方で処理しちゃうかもしれません

貰った領収書に必要事項の記載がない場合は
メモ書きでもいいので書いておくと
あとで処理する時に間違えなくていいですよ~


読解不可能な領収書


はい、これです

ゴルフ場の領収書ってこんなのが多いです

「何かが」非課税で処理されていたり
8%と10%が入り混じってたりで
消費税が正確にわからないのです・・・

ゴルフ場に限らずですけどね

スーパーで食料品とティッシュ買いました~
ってだけでも8%と10%になりますからね

こういう領収書は
内訳が記載された明細がないと
仕訳処理できません

領収書を保管する際には
明細書も一緒に保管しておいてくださいね~


領収書よりレシートやろ


まあそんなわけで
領収書って万能じゃない
ってことをご理解いただけましたでしょうか!?

私たち処理する側から見ると
情報量の少ない領収書よりも
レシートの方がありがたいのです

会社員の経費申請でも
領収書じゃなくてレシートで!
って言われる企業もあるかと思いますが

こういった理由からレシートで!
って言っているので
嫌がらずにレシートで提出してくださいね
(ちょっとついでに仕事と関係ないもの買ってる人は
領収書出すイメージ←笑)


事業主の方でも
プライベートなもの買ったとき
領収書をコッソリ資料に紛れ込ませたりします

事業用のものを買ったときはレシート
プライベートのものを買ったときは領収書

・・・バレてますからね?

こちらとしても
何をいくら買ったのか
確認しないといけないので

領収書よりレシートをくれ!
なのです

自分で処理する場合も結局は同じなので
なるべくレシートで貰って保管しておいてくださいね~


請求書版ウォーリーを探せ


これまでは領収書やレシートの例を挙げてきましたが
請求書も然りです

わかりやすい請求書もあれば
わかりにくい請求書もあります

レシートや領収書と同じく
・税抜合計
・消費税
・税込合計

が記載されているものが一番わかりやすいです

ここで・・・
私が普段処理する中で
一番わかりにくいんじゃ~!!!!!
と思った請求書を貼り付けておきます

題して
請求書版ウォーリーを探せ!


問題:この中に税率10%の商品は何個あるでしょうか?

税率10%の商品を探してみよう!


ちなみにこの請求書は8%10%の
税抜合計も税込合計も記載されていません

それぞれの消費税額だけは記載されてるんですよね~(遠い目)

逆算しろっていうのか(_・ω・)_バァン…
と電卓をぶっ叩いた記憶があります・・・


請求書を発行している企業のみなさま
わかりやすい請求書でお願いします
(´つヮ⊂)ウオォォwww

インボイス制度が始まれば
ちょっとマシになるとは思うけどね・・・


今回は色々な(ってほど例は出してないが)
レシートや領収書の罠をお話しました

普段あんまりちゃんと見てないなぁって方も
これを機に何が書いてあるのか見てみてください

もしかしたら
面白い発見があるかも・・・ですよ



ここまでお読みいただき
ありがとうございました

記事に関するお問い合わせ・ご相談等ありましたら
TwitterのDMまでお願いいたします


こんなわかりにくい
領収書とか請求書とかあるよ~
という方も是非(笑)





答えないんかい!って思いました?
謎のままにしておいてもいいんですけどw

とりあえず回答

請求書版ウォーリーを探せの答えは
『2個』
です

8%商品に「軽」
10%商品に「課」

10%には書かなくてもいいって思わん?w

以上、ゆんでした~(・ω・)ノシ

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