その44 「バント」をするからエライわけではない
久しぶりの外出。
こうなると発見が多い。メモの一部。
我ながら見返すとおもしろい。
この中から答えが出なかったけど考えてることを書いていく。
組織における「バント」はただの役割
「バントするやつの話」になると『自分を犠牲にして組織に貢献してエライ』と思われがちだがそうではない。
バントをすることが偉いのではなく、バントを決められるから偉いのだ。
つまりチームのために役割をこなしているからと言えよう。
だから裏でボールを磨くマネージャーさんや、球場の交通整備さんとチームに貢献という意味では同じ。
でもなぜかバントをする人物を美徳とされる風潮がある。
自己犠牲が美しく聞こえるからかもしれない。
ただ冷静に考えると、バントはただの監督の指示だ。
言ってしまえばバントをする人物は指示で犠牲になっているだけ。
本人がそうしたいのかは別問題。
だから結局監督の指示。本人の役割をこなしているだけと言えよう。
◇
ただし、自分の会社はどうかというと、みんなホームランを狙っていることに気付かされる。
自分の担当の中で成果を出そうと躍起になっている。
営業は売ることだけ
広告は映える媒体
企画は奇抜なアイディア
・・・
それを横の繋がりと考えず、自分たちの役割のみで考える。
これはいかがなものかと思っている。
でもね。
これは元を正すと監督(上司)の指示の出し方が99%原因。
いかんせん監督がホームランを打て!と指示を出しているのだから。
(そう言っているように聞こえる)
例えば「成果が全て」、「成果で評価を決める」、「お前の仕事のウエイトはデカいぞ」・・・こういったことを各担当に言っている。
コレを受けた担当は成果を出さないといけないと思うのは仕方ない。
周りがどうなろうと自分の担当業務さえ良ければいいと考えていく。
これが根源だと考えている。
だから監督の指示の出し方一つで組織の見ている方向は変わると考える。
そんなことを気付かされた。
◇
でも難しいのは、どう指示を出すと横の繋がりを持ってくれるかだ。
ボクの自論では、指示の出し方で連携が生まれるとは考えにくい。
評価方法で見直すべきだと考えているが具体策はない。
チームの勝利(業績が上がる)が、評価に繋がるように、とは思うがじゃあどうすんの?がない。
ここはいろんな人に意見をぶつけてこれから作っていきたいと考えている。
最後まで読んでいただきありがとうございます!本当に感謝します!!