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一人旅での素敵な出会い

こんにちは、ゆんです。

先日、新潟一人旅に行ってきました。
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よくよく考えると、日本国内で一人旅に出かけたのは人生初の経験でした。(韓国はよくひとりでふらっと出かけるのですが。)

一人旅に行ってみて、結果として「一人旅最高〜!!」となって帰ってきたわけですが、今日はその理由となったできごとを記録しておきたいなと思います。

単純に、自分の見たかったものを自分のペースでゆっくり見れた、というのも理由のひとつですが、一番の理由は旅先での素敵な出会いでした。

ご飯屋さんで偶然出会った新潟のお母さんたち

晩ご飯を食べに行ったときのことです。
宿泊先の近くで何か美味しいお店はないかな〜と調べ、Googleマップで高評価だったお寿司屋さんに行ってみました。

入ってみると、カウンターには数名のお客さんが。
ご夫婦が1組と、少し年配の女性がひとり。

どうやら地元の方御用達のお店だったようで、大将とお客さんたちが楽しげにお話しされていました。

注文をして待っていると、お店のお母さんが「キクは好き?」と声をかけてくださいました。
キク…?キクってなんや?魚の名前?となり、「わからないです…」と答えると、「新潟ではよく食べるんだけどねぇ」と言いながら、目の前に置かれた赤っぽい何か。

あ、もしかして菊…?と思っていると、隣の席に座っていたご夫婦の奥様が「今は初物の時期だから、おいしいわよ!」と。
食べてみるとシャクシャクした食感でおいしい。

「菊って初めてたべました!おいしいです!」と答えると、他のお客さんたちも会話に興味を持ってくださった様子で、

「地元の人じゃないの?旅行?」
「どこから来たの?」
「この町に何しに来たの?」と、怒涛の質問タイムに。

途中からいらっしゃったおばさま二人組も交えて、カウンターのお客さんみんなでの会話がスタートしました。

わたしが明日は十日町に行くと言うと、行き方からおすすめスポットまで懇切丁寧に教えてくださり、みなさんとっても優しい。

わたしにもフレンドリーに接してくださるし、お客さん同士でもすぐに仲良くなって会話を楽しんでいらっしゃる姿を見て、なんて社交性に溢れた方々なんだろうとびっくりしました。

また、日本酒をグイグイと飲みながら、「女は60歳からよ!毎日すっごく楽しい!」と。パワフルすぎて本当にかっこいい。

わたしも日本酒をお相伴に預かり(新潟のおすすめの日本酒を紹介していただきました)、結局3時間ぐらいお酒を飲んでお話ししていました。

わたしは本来どちらかというと内向的なタイプで初対面の人は苦手なのですが、おばさまたちの飛び抜けた社交性と明るさのおかげでとっても楽しい時間になりました。

わたしらしくないこと

旅行から帰ってきて、この経験を友人たちに話しました。
すると、一様に返ってきた返事が「そんなタイプやったっけ??」

確かに、今までのわたしからするとらしくない行動だったかもしれないな〜と思います。

前述のとおり、わたしはもともと人見知りなタイプです。初対面の方とでも話そうと思えばそれなりに話せるのですが、そういった機会を楽しめるタイプではありませんでした。
過去の私であれば、初対面のおばさまたちと日本酒を交わしながら何時間もお話しする、なんてことはできなかったと思います。

ですが、近頃になってわたしにも少し社交性が身についてきたのか、自分の感覚?が変わってきたのか、新しい人と接することが楽しくなってきました。

その原因となったことは多分いくつかあって、そのエピソードもまた書いてみたいなと思っていますが…何はともあれ、

歳を重ねるごとに少しずつ変わってきたわたしが、初めての一人旅という場で素敵な出会いに恵まれ、一期一会の時間を楽しむことができた。
きっとこの出会いは忘れないし、わたしの新潟旅行をさらに彩ってくれたできごとになったことは間違いありません。

わたしにとってはまたひとつ、大きな思い出と経験が増えました。
一人旅って素晴らしい!と思わせてくれた素敵な出会いに感謝です。

おわり

最後、お店を後にして宿泊先に帰ろうとしたとき、おばさまたちが、

「ゆんちゃんは私たちの娘よ!新潟の母だと思ってね!そしてまた遊びにきてね!!」

と、送り出してくれました。
なんてあったかいんだろうと思い、またこの新潟という地に帰ってこようと決意しました。

新潟の母が4人もできたので(笑)、里帰りの気持ちで遊びに行こうと思います。

いくつになっても自分の人生を謳歌し、明るく社交性に溢れたおばさまたち…本当にかっこよかった!
わたしもあんなふうに歳をとっていきたいものです。

はぁ、本当に素敵な出会いだった。


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