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赤とんぼとコスモス

 天気予報を見てると、あと10日くらいは30度前後の「夏日」が続くのかなといったところ。東京とかは最高気温35度なんて日も何日かあって真夏の延長だね。昨日の母からのLINEによれば、東京の下町は深夜になっても26度でエアコンが消せないとのこと。こちらは夜になると21、2度くらいには下がるのでそれなりに涼しい感じはする。
 去年は記録的猛暑の後、9月に入っても夏の延長線でいつになったら秋になるのかなあって思ってるうち、あっという間の短い秋、そしてわりと早めの晩秋モードへの突入だった。今年もそんな感じですかね?
 それでも、外に出れば、秋はすぐそこに来てるのかもという景色も目に入ってくる。稲穂は色づいて首を垂らしてきてるし、赤トンボはたくさん飛んでるし、コスモスの花も咲き出した。


【台所日記】
 お昼に食べたリチャリチャ。インドネシアの北の方、スラウェシ島発祥の料理だという。これ、かなり辛い。リチャってのが「辛い」を意味する言葉で、それが2つ並んでいるわけで。でも、いろんなハーブやトマトの酸味と調和しててかなり旨みを感じる辛さ。美味しいです!
 夜は、かなり似たビジュアルだけど、味はまったく違う南国料理。カルデレータ。フィリピンのポピュラーなシチューというか、煮込み料理。フィリピン料理全般に言えるのは、スペインの煮込み料理に起源をもつものが多いこと、辛くないこと、それから日本人感覚だとちょっと塩味効きすぎかなって感じのところ。このカルデレータも、スペインの豚の内蔵のトマト煮込みが起源だったかな?市販のパウダーそのまま使うと、やはりしょっぱい感じがするもんで、自己流ですがトマト多め(酸味増し)と、パイナップルの缶詰のシロップやパームシュガーを少し足して味を整えてます。ぜんぜん辛くなく、トロピカル風味の一品。
 今日はインドネシアからフィリピンへの東南アジア味紀行みたいな1日ね、笑。


【音楽室】
 なんだかとっても「ホッとする」感触のギターのデュオ曲。右手のpaniyoloさんのギターワーク、とて穏やかな心休まる音の連なりを作り出す。爪弾き方がとっても丁寧。一音一音が大切にされてるって感じだ。私の日々の暮らし、家事も炊事もこんなふうに丁寧に、一つ一つが大切にされていくようなものでありたい・・・そんなふうに思ったりするけど。なにぶん基本が大雑把な人間だからそうもいかないのよねえ、苦笑。

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