卵巣腫瘍取ったよ日記〜番外編〜あって便利だった入院グッズ
こんにちは、ゆんです。
今日は卵巣腫瘍摘出で入院した6日間、病院から指示された物以外で持って行って良かった物、持っていけば良かった物を紹介したいと思います。これから腹腔鏡手術で入院するよーっていう方の参考になれば。
ちなみに、あらかじめ病院から用意するように言われていたのは
✴︎パジャマ
✴︎バスタオル
✴︎フェイスタオル
✴︎ティッシュペーパー
✴︎歯ブラシ
✴︎箸
✴︎スプーン
✴︎プラスチックのコップ
・水筒
・下着
・運動靴
・イヤホン
・筆記用具
このうち、✴︎はレンタルのセットに含まれていたので、私はそちらを利用しました。荷物を減らしたかったし、食器類を毎回洗いに行くのは大変じゃないかと思ったので。
レンタルは日額400円弱。短期間の入院ならレンタルをオススメします。パジャマもタオルも、毎日綺麗なものを持ってきてもらえるし、自分で洗濯しなくていい。入院中くらいは自分を甘やかそう。
・ペットボトルキャップ
ペットボトルに付ける、ストロー付きのキャップ。リンクはAmazonだけど100均でも手に入る。
起き上がるのがしんどいときでも寝たまま飲めるので、今回の入院でいちばん助けられたのがこれ。キャップの開け閉めも簡単。これがあるだけでQOL爆上がりする。もしまた入院することになっても必ず持って行く。
ペットボトルによっては合わないものもあるらしい。あと、柔らかいボトル(いろはすとかやさしい麦茶)だと、キャップを開けたときに中身が噴出するので、しっかりした硬めのペットボトルがおススメ。ポカリとやかんの麦茶は大丈夫だった。
・延長コード
スマホ依存症の私にとって、電源は死活問題。部屋の造りや配置によっては、ベッドからコンセントが遠いことも。
スマホはなるべく近くに置いておきたいし、動画を見るためにiPadも持ち込んでいたので、延長コードは必須だった。
・小さいトートバッグ、サコッシュなど
ちょっと売店へ、とか検査とか、部屋を空けることはまあまあある。部屋に備え付けの貴重品入れが小さかったので、私は財布と手帳と家の鍵を小さいトートバッグ(雑誌の付録)に入れていた。部屋を出るときはそのまま持って出る。手術のときも、そのまま夫に持っていてもらった。
・S字フック
上で書いたトートバッグをベッド脇に掛けておくのに、S字フックが役立った。それ以外にも、ビニール袋をぶら下げておくと、寝たままでもティッシュなどちょっとしたゴミを捨てられる。ズボラに過ごすならあると便利。
・シャンプー、コンディショナー
術後数日でシャワーを浴びられた。私の場合は浴室にボディソープとリンスインシャンプーが備え付けてあったのだけれど、ボディソープはともかくとしてリンスインシャンプーは髪に合わないとバッサバサになる。試しに使ってみて激しく後悔した。ドラッグストアなどで1回分ずつのお試しセットがひとつ150円くらいで買えるので、気になるシャンプーを試すチャンス笑。3回分くらい用意しておくと良いと思う。私はYOLUを持って行った。
・本、iPadなど時間を潰せるもの
入院中は暇である。特に手術前の夜と、手術が終わって歩き回れるようになってからは、暇つぶしになるものがないとひたすらSNSを眺める廃人になる。
私はアマプラで映画やアニメをいくつかダウンロードしたiPadと手帳セット一式を持ち込んだ。手術後の回復は個人差があるし、順調だった私も手帳を書けたのは初日だけだったけど、本は良いよ笑。パズル誌なんかも良いかもしれない。私に心得があれば編み物とかしたかった。そういえば今、流行ってますね、編み物。
・割り箸
食事のたびに箸を洗うのは嫌だ(手術の後はそんな余裕もなかったし)という一心で、割り箸と使い捨てのスプーンを持っていった。食事の後はそのまま捨てるだけ。圧倒的に楽。
・マタニティショーツ
手術の傷跡対策。普通のおパンツだと傷にゴムが当たると聞いていたので、アンダーバスト付近までがっつり布で覆える妊婦さん用の下着をユニクロで調達。カサブタは触れちゃダメと言われているし、テープで傷を保護しているとはいえ擦れるのは気になるので、買って良かった。今も履いてる。
・おしり拭き
赤ちゃん用のおしり拭き。名前が“おしり拭き”なので忌避感を持つ人もいるけれど、私は普段からおしぼり代わりに使っている。ウエットティッシュより厚みもあって、シャワーを浴びられないときも、これで拭けばさっぱりする。何にでも使える。
・ふりかけ
持参しなくて後悔したものナンバーワン。
普段、一度の食事で摂るコメの量が少ない私。病院食のコメの量に慄く。ふりかけがあれば乗り越えられる。
入院前に経験者の皆様のブログを読み漁って準備したんだけど、ふりかけのパワーを舐めていた。先人のアドバイスは素直に受け取るべし。
・カーディガンなど
入院病棟の中は割と適温に保たれているし、病室もエアコンがついてるので、個室なら自分で調節可能。でも大部屋だったりパジャマ1枚で検査や売店に行くのはちょっと。そんなときに1枚羽織るだけで安心。私はアウターとして厚手のカーディガンを持っていってのだけれど、部屋から出るときはいつも羽織っていた。
・クリアファイル
病院から渡される書類を入れる。入院前の説明時、入院中のスケジュールを渡されていたので、100均で買ったA4サイズのカードケース(?)的なものに入れていつでも確認できるように机の上に置いていた。
・スリッポン
私の入院した病院は、スリッパが禁止。クロックスもダメ。運動靴を持ってくるように言われていたけれど、紐とかベロとかあると履きにくい。なので私はスリッポンを用意した。ベッドから降りてそのまま足を突っ込めば歩けるので、かなり楽だった。これを履いて入院して、そのまま履いて退院した笑。
・ジップロック
脱いだ下着や靴下を入れる。空気を抜いて口を閉めれば嵩張らないし、匂いも気にならない。旅行とか行くときも持って行く。
・ハンガー
個室でロッカーがあったのだけれど、ハンガーがなかった。冬なので上着があったし、着ていった服を掛けておくのに必要だった。念のために持っていって正解だった。
・リップクリーム、保湿クリーム
冬だからなのか、めちゃくちゃ乾燥した。唇はひび割れ、手から肘にかけては粉を吹く始末。保湿するものがないとおばあちゃんみたいなシワシワの手になる。私は無印の敏感肌用うるおいボディミルクを詰め替えて持っていった。お気に入り。
・スマホスタンド
長時間動画を観るとき用に。
・触り心地のいいタオル
病院の枕、あまりにも寝心地が悪い笑。マイ枕を持参する余裕がなかったので、ふわふわのタオルを持ち込んで枕カバーにした。
・推しグッズ
癒しアイテム。私は癒しというより、「病には負けぬ」と気合を入れるために呪いの王のちびぬいを連れていった。おかげで驚異の回復力。
厳選してまとめるつもりがあれもこれもと増えてしまった。もしまた入院することになっても(ないことを願っているけれど)、持っていきたいものばかり。
入院の準備に困っていてこの記事にたどり着いた方が、少しでも快適な入院ライフを送れますように。