学校で習ってないもん!
このセリフ、
お子さんの口からついて出たことありませんか?
この言葉、
私、大キライですw
でも、かなりの頻度で塾の子どもたちから聞きます😫
そして、言う子は決まっています。
(言わない子は、絶対に言いません。)
このセリフは、
子どもたちが、自分の知らないことや出来ないことに出くわした時、
「え?知らないの??」
と、私が言うと、速攻で飛んでくる言葉です🤣
どうしてそう言うのか、分かりますか?
もし、あなたのお子さんがこのようなことを言うタイプなら、
それにはいくつかの理由があると考えます。
① 親の叱り過ぎからの防衛手段
普段から、何か分からない/知らないことがあると、親からその事を責められたり叱られたりしているので、咄嗟にこのセリフで自分を守ろうとしている。
② 叱られることの慢性化からくる状況回避術
日常的に叱られることが多いので、このセリフを言っておけば責任逃れができると思っている。
③ プレ思春期~思春期 カッコつけたいお年頃
自分があまりモノを知らない、ということを認識しつつあり、その恥ずかしさから逃れるために他(学校)のせいにしている。
③は、ある程度は健全な成長の過程を示しているので、あまり問題ないとは思います。(誰もが、思春期は、カッコよくありたい💖と思うもの)
ですが、頻度が多いのであれば、年齢相応の常識・知識が身についていないので、思春期後も根本的には解決されません。
で、
問題は、①② です。
これは、家庭に責任があると私は考えます。
子どもの無知さを叱っている、そこのあなた!
悪いのは子どもではありません!
家庭で十分な、【多岐にわたる内容の会話】や【知識の種まき】
をしていない親のあなたに責任があります!!
私たちが接してきた保護者さまの中には、
「学校では、〇〇も教えてくれないんです!」
「そういうことって、学校でやってもらえないんでしょうか?」
な~んて、ことを訴えられて方もいらっしゃいました😙
学校(特に小学校)は、
家庭以外の社会生活を経験するための貴重な場所です。
そして、今後生涯にわたって学んでいくことの基礎となる部分を教えてくれる場所です。
それだけで、びっちり6年間かかります。
なのでね、
それ以外のことは、家でやってください!
それが出来ないのであれば、そのことで子どもを叱らないでください!
そうすれば、
私に子どもたちが、
\そんなの、学校で習ってないもん!/
ということはなくなるはずです😁
このセリフを聞くたびに私は、
「学校で全部教えてもらえるなんて思ったら大間違いだよ。
それはお家で教えてもらうか、自分で本読んだりして覚えることだよ。」
と伝えています。
お子さんが今後、
自分に足りないモノがある時、他のせいにして逃げる
ということが起こらないよう、
たくさんの知識・見識を育ててあげてください💕
親の私たちにだって、分からない事・知らない事
たくさんあります。
そうなら、親子で一緒に調べましょう。
親も子も知識が増えると同時に、貴重な親子時間も生まれますよ💖
教育=共育
親子で一緒に成長しましょう✨
本日もお読みいただきありがとうございました!
ではまた~👋