「感謝と祈り」第67話
本日は、「小言」にまつわる話で、福島県浪江町にある大聖寺の住職・青田暁知さんのお話から引用したものです。
皆さんは、「親父の小言」というものを知ってますか?
ご存じでない方でも
「火は粗末にするな」
「朝きげんよくしろ」
「神仏をよく拝ませ」
「人には腹を立てるな」
「人に馬鹿にされていよ」
「家業は精を出せ」
「年寄りをいたわれ」……
これらの言葉が全国の土産物の壁掛けや温泉場の手拭いなどに書かれ、売られているのを見た人は多いと思います。
実はこのもとになったのが、福島県浪江町、大聖寺の庫裡に掲げられた「親父の小言」の45の文章なのです。
数ある小言の中で一番好きなのは、
「人に馬鹿にされていよ」
という一文だと青田さんは語っています。
色んな人たちから「怒るなという事ですか?」とか質問されるし、解釈は人によってまちまちですが、ご住職は、
「我以外、皆我が師」
ということではないかと受け止めていらっしゃるそうです。
例えば、嫌な人に出会ったとしても、その人も我が師だと思えば、知らない事を教えてくれる有難い人だと思えるし、その嫌な面を見て、自分はあんな風にはならないと、反面教師にする事も出来ますね。
親父の小言は、現代を生きる私達に、色んな気づきを与えてくれるように思います。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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