開運への導き~「真剣な言葉が人の運命を変える」
おはようございます。
開運セラピストのゆーみんです。
今朝は寒くて雨が降っています。
同じ春の一日でも、日によって天候がコロコロ変わりますね。
お天気も変わるように、人の心も変わります。
一緒にいる人の周波数で、良くなったり悪くなったりします。
学校でもそうですね。
少数派のいじめっ子がいる事で、いじめが発生し、大多数の生徒を巻き込んでしまう。
誰かがターゲットにされたら、大多数の傍観者がそれを見て見ぬふりをする場合があるのです。
大平光代さんという弁護士さんがおられますが、ご自身も壮絶ないじめを受けました。
やくざの妻になって、その後ある人との出会いで立ち直った経歴をお持ちです。
壮絶ないじめで経験したもの
大平さんは、中学1年生の転校がきっかけで、クラスのリーダー格の子から目をつけられ、クラス全体から無視され、持ち物を隠されたり、トイレに閉じ込められて水をかけられるなどの壮絶ないじめを受けました。
そこで非行に走り、積極的にいじめに加担しなかった子に対しても、
「結局見殺しにされた」という思いが強く残ったそうです。
中学2年生になって、クラスが変わり、3人の親友が出来たそうですが、
この3人も結局はいじめっ子の手下で、いろんな秘密を大平さんから聞き出しては、笑いものにしたそうです。
クラス全体の無視も辛いけど、信じていた人から裏切られる体験が最も辛かったと、大平さんは語っています。
母親の懇願もあり、学校に行かないという選択肢は当時は考えられず、
こんなに毎日が辛いなら「人間やめたろ」と思ったと言います。
そして、割腹自殺をしようと試みましたが、結局痛いだけで意識がなくならない・・・。
結局死ぬことも出来ず、学校に戻れば「死にそこない」というレッテルをはられる辛い毎日が続きます。
立ち直ったきっかけ
そんな壮絶な体験をした後は、結局悪の道に入りましたが、そこでも自分の居場所は見つけられなかったそうです。
やくざの妻になって入れ墨まで入れたけど、結局離婚。
北新地のクラブで水商売をしていた時に、父親と仲の良かった養父との出会いがあり、大平さんは初めて生き方を見直すチャンスを得ました。
「いつ死んでもいい」そう思って、毎日ヘネシーのボトルを一本空ける荒れた生活をしていた大平さん。
本気で心配する後の養父に対し、「立ち直れって口先だけで説教するなら、私を中学時代に戻して!」と居直りました。
すると、おっちゃんは周囲も驚くような大きな声でこういったそうです。
「確かに、あんたが道を踏み外したのは、あんたのせいだけやないと思う。親や周囲も悪かったかもしれない。でも、いつまでも立ち直ろうとしないのはあんたのせいやで。甘えるな!」
と。
この時に、生まれて初めて自分の事を真剣に叱ってくれる人がいると、
落雷に遭ったような衝撃が走ったと言います。
その出来事が大平さんを立ち直らせ、いじめをなくす社会を作りたいと弁護士になるきっかけを与えてくれたのです。
人は真剣に心配してくれている人との出会いで、いつでも変わることが出来ます。
真剣な態度や誠意は、人を立ち直らせる力があります。
何か困った事があった時に、一体どのくらいの人が自分事として考えてくれるでしょうか?
そういう素晴らしい人と出会う為、私たちはいつも目の前の事に一生懸命取り組まなければいけないですね。
出来れば、自分も人を励ます側になっていきたいです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。