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「念を入れて生きる」とは、「念」という文字に意味が込められている、と小林正観さんは言います。

「念」を分解すると「今」を大事にする「心」になります。

今、目の前にいる人や、こと、ものを大事にするということなのです。

ノートルダム清心学園の理事長をされていた、渡辺和子氏がアメリカの修道会にいたとき、食事の準備の為に、食卓にお皿を配っていた時、あるシスターからこんな質問をされたそうです。

「あなたは今、何を考えながらお皿を配っていますか?」と。

渡辺和子さんは戸惑いつつ、「いえ、何も考えていません」と答えると、
シスターは、「あなたは時間を無駄にしています。なぜ、このお皿を使う人の幸せを祈りながら配らないのですか。この世に雑用という仕事はないのですよ」という返答が返ってきたと言います。
(22世紀への伝言/廣済堂出版)より

この話は、目の前のことに念を入れるがとても大切で、これは「雑用だ」と思った途端に、そこに心は入らず、一所懸命とはならないと教えてくれます。

今、目の前の一事に念を入れる事が、今を最も大切に出来る唯一の方法ではないでしょうか。

「本当にやるべきことは、目の前の今」と言う言葉を繰り返し、今、目の前にいる人、もの、こと、仕事に心を込めていきたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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