「感謝と祈り」第93話
明治時代の大ベストセラー『学問のすゝめ』の著者であり、慶応義塾大学の創始者、1万円札の「顔」といえば、誰もが知る福沢諭吉。
その福沢諭吉が残した、人が生きていくうえで大切な7つの教訓、「心訓 七則」
というものがあります。
でも、定説によると、実際には福沢諭吉が書いたものではなく、諭吉が残した言葉から、誰かが創作したものだとも言われています。
それでも、現在まで残っているのは、その内容が教訓として素晴らしいからではないでしょうか?
今日はその言葉を紹介しますね。
きっと皆さんも、どこかで一度や二度は、聞いた事があると思います。
「福沢心訓(しんくん)七則(ななそく)」
1世の中で一番楽しく立派な事は 一生涯を貫く仕事を持つという事です 。
2 世の中で一番みじめな事は 人間として教養のない事です 。
3 世の中で一番さびしい事は する仕事のない事です 。
4 世の中で一番みにくい事は 他人の生活をうらやむ事です 。
5 世の中で一番尊い事は 人の為に奉仕して決して恩にきせない事です 。
6 世の中で一番美しい事は すべてのものに愛情を持つ事です 。
7 世の中で一番悲しい事は うそをつく事です。
その中でも、私は5番にとても共感します。
難しい事ではありますが、人に奉仕して、恩を着せない生き方は、無償の愛、「利他の精神」に繋がると思います。
今日も誰かの為になるような生き方を
目指していきたいですね。
自分の出来る小さな事から始めてみましょう。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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