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帝国ホテルの総料理長から料理顧問までつとめた料理人の村上信夫さんは著書『帝国ホテル厨房物語』(日経ビジネス人文庫)で幸運のとらえ方についてふれています。

自分は、とても縁を大事にしていて、仕事も結婚も、人から勧められたものを「縁」だと感じて、素直に受け入れてきたと言います。

帝国ホテルの厨房で働くようになったのも、ひょうたんから駒のように人から勧められたのがきっかけでした。

村上さんのように、素直に人の縁で動いていく人がいます。

あまり深く考えないで流れにまかすのですが、下手に自分で泳ごうとしないほうが溺れないですむのかもしれません。

「縁」だということで動いていても、それなりにチャンスがつかめます。

必ずしも自分の考えや意志で動くのではなく、人と人との縁や偶然でつながりながら経験知を高めていくやり方もあると思います。

条件や好き嫌いを考慮し、あれこれ考えすぎているうちに、機会を逃したり、行動出来なくなるよりは、与えられたものを受け入れるとまた違った世界が手に入るのです。

どうやら宇宙は二重構造になっていて、自分の意志や思いで進んでいくやり方よりも、頼まれごとを「縁」だと感謝して、受け入れていく人を応援しているように思います。

もちろん、それなりに才能があり、自分で切り拓いていくやり方も否定はしませんが、凡人であると自覚している人ほど、目の前の船に乗る船があれば、素直に乗っていく方が上手くいくのです。

自分の意志や思いだけで選ぶのではなく、目の前の船に乗る決意をしたら、その道で頑張るやり方も、良い方向に向かうという一例です。

やはり、生きていく上で、素直さは大事だなと思います。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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