「感謝と祈り」第432話
8月9日は、長崎に原爆が投下された日でした。
戦後78年…当時の事を知る人も少なくなり、語り継ぐ事の大切さが叫ばれています。
当時の記憶を風化させてはいけません。
私たちはもっと戦争の恐ろしさや悲惨な出来事があったという現実から目を逸さず、2度とあんな事が起きないように、力を尽くしていかなければいけないと思います。
今日はある県知事の言葉を紹介します。
本当に勇気ある素晴らしい人の存在が、今の日本を支えているのだという事を、知って頂けたら嬉しいです。
【今日の名言】
僕が沖縄へ行かなければ、
誰かが行かなければならない。
若者なら赤紙一枚で
戦地に行かなければならないのに、
固辞できる自由をいいことに
断るなど卑怯なことはできない。
上御一人(天皇)の
ご指名に与かったのだから、
そのご寄託に背かないよう、
立派に死んでくるよ
島田 叡(元沖縄県知事)
島田氏が、沖縄の県知事に任命されたのは、アメリカ軍が上陸すること事が分かっていたわずか2ヶ月前でした。
周りの同僚や友人が、沖縄に赴任するのをやめた方がいい…と忠告されても、島田氏は最後まで沖縄県民と共に生きる事を選択しました。
潔く死ぬ事を覚悟されて赴任されたのだそうです。
そして、アメリカ軍が上陸し、最後は45歳の若さで、洞窟の中で自決なさったそうです。
悲しみを覚えずにはいられません。
心からご冥福をお祈りいたします。
そして、平和の有り難さ、そして、勇敢に戦って下さった先祖の皆様に、心からの哀悼の意を表したいと思います。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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