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人生の経験値によって、物事の本質が見通せる、長年かけて積み上げてきた知恵を「叡知」だと齋藤孝氏は仰っています。

しかし、歳をとればみんなが等しく叡知を獲得できるわけではなさそうです。

人によって差があり、豊かで味わい深いことにどこまで気づけるようになるかは、それまでの経験値によって変わって来ます。

叡知のありようが、人生のす後半の充実度を決めるという事ですが、どのようにしたら、叡智を身につけていけるのでしょうか?

叡知を身につけるには、つねにいろいろなものを吸収しよう、学びつづけようという向上心を持ちつづけていることが大事ですが、人格的なしなやかさ、柔軟性のようなものも必要だと齋藤氏は言います。

そして、人生後半で目指すべきものは、
「心の成熟を目指す」ということらしいです。

一生をかけて、心の成熟を図り、人間性を練り上げていく。

孔子の教えで言うならば、これは「徳のある人間になることを目指す」「君子を目指す」ということでしょう。

孔子は、徳とは一生磨きつづけるものとして、「ここまで来たら、もういいだろう」というゴールがないのです。

つまり、何をしていても、どういう状態でも、生きている限りつねに自分を磨きつづける心のエネルギーを持っているということです。

そして、その行動力の中に、心のしなやかさや柔軟性といった人間性を高める努力をする事で、叡智というものが徐々に身についていくのかもしれません。

日々目の前の事に尽力しながら、人の事も思いやれる心の成熟も目指していきたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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