「感謝と祈り」第132話
医学博士、帯津(おびつ)良一氏の心に響く言葉より…(以下は帯津先生の言葉です)
「私が言うのも変ですが、病院へ行ったからといって病気が治るわけではありません。
薬は症状を抑えることはできても、病気を治すことはできません。
今の医学では、風邪すら治すこともできないのが現実です。
何が病気を治すのかというと、人間がもつ自然治癒力です。」
帯津先生の言葉は、本当に真実だと思います。
風邪をひいたら、すぐ病院に行き、治してもらおうと考えてしまいますが、結局の所病気を治す本当の力は、自分の中の自然治癒力なんですね。
私たちはもっと自分の潜在能力を信じて、病気になっても一喜一憂することなく、丸ごと受け入れる覚悟を持った方が良いのかもしれません。
ある癌の女性の患者さんが、初期の癌を患い、帯津先生が何度も手術を勧めても、絶対に嫌だと困らせたそうです。
でも、だんだん癌が大きくなってきたので、もうこれ以上は待てないよ…と言って再検査をすると、若い医師が慌てて飛んできたそうです。
実はこの時、癌が見当たらなくなったのだそうです。
不思議に思った先生が、「この二週間、何か変わった事をされましたか?」と聞くと、特に変わった事はなく、踊りの発表会があった位だったと女性は言います。
毎日踊りの練習に明け暮れ、舞台では、自分の満足のいく出来栄えだったと嬉しそうに語ったと言います。
帯津先生は、その時、「これだ‼️」と思われたと言います。
彼女の持つ自然治癒力が、「ワクワク」によって引き出され、彼女の癌を消失してしまうくらい、彼女は時間を忘れて今を過ごしていたというのです。
勿論こんなケースばかりではないでしょう。もしかしたら、ただの運の良い一例なのかもしれません。
それでも、自然治癒の力を引き出し、今を懸命に生き、未来を心配しすぎる事なく楽しむ事は、癌の治療に有効だという事なのです。
今日もワクワクの気持ちを持って、感謝の日々を過ごしていきたいですね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。