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山形のかみのやま温泉という所に、創業73年の「日本の宿 古窯」という素晴らしい宿があります、

こだわり抜いた地元の食材を生かした
郷土料理、名峰・蔵王連峰を一望できる
天空露天風呂、心を込めたおもてなしなどが評価され、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」にて、40年以上連続でトップ10を受賞しているのです。

しかし、かつてはお金も水も電話もない、
徒手空拳からの出発でした。

けれど、アメリカのホテルがお客様を喜ばせるために数々のレストランをホテルの中に用意しているのを見て、(今では普通になっていますが)、部屋から出て食事を取るスタイルを採用し、そこに色んなアイデアを盛り込んでいったそうです。

数々の有名人も泊まりに来るという古窯の創業者、佐藤幸子さんは、こんなお話をされていました。

ある日、鮭の養殖一筋六十年という方が泊まりに来られたことがり、その方の話にとても感動的だったのです。

『鮭は川で生まれ海に出て、四年くらい海を回遊してから、再び自分の生まれた川に帰ってきて産卵する。

その時、塩水から真水に慣れるために、一遍に川に帰るのではなく、川に行っては海に戻り、また川に行っては海に戻るというのを一週間くらい繰り返す。』

それで私が「鮭が一番おいしい時はいつですか?」って聞いたら、いま言った一週間、川と海を行き来して一番苦労している時が一番おいしいんだと。』

それを聞いた佐藤さんは、人間も同じだと思ったそうです。

🍀人は一番苦労している時が、その人の人生は一番素晴らしいのだと。🍀

佐藤さんは、当時は、40代だったそうですが、苦労は人を輝かせる為の大事な宝物だと感じたそうです。

苦労の中からアイデアも生まれ、おもてなしの心が伝わったからこそ、40年以上常にトップ10に入る偉業を成し遂げたのかもしれません。

今日も最後までお読み下さりありがとうございました。

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