「感謝と祈り」第734話

男性と女性には、いろいろな点での「性差」が見られますが、人付き合いにおいて明らかに差が見られると、心理学者の内藤誼人氏は言います。

一般に、女性は人付き合いが上手なのに、男性のほうはというと、かなりヘタだといいます。

その理由の一つは、女性は、しっかりと目の前の人のことを観察するのに、男性はあまり注意を払わないことが挙げられます。

内藤氏によると、女性は人を観察することに長けているが、男性は元々あまり人の事に関心がないので、詳しく観察する事が少ないという点をあげています。

女性は、相手の感情や仕草、言葉などをよく記憶しているので、空気を読む力が強いということです。

そして、人生の後半は、それまでの人付き合いの広さで、生き生き過ごせるかどうかが決まってくるといいます。

女性は趣味の世界やコミュニティに参加する機会も多いので、人生の後半になっても元気な人が多い気がします。(もちろん個人差はありますが…)

会社人間として、厳しい世界の中で動いている男性は、定年になった途端、行く場所がなくなって時間を持て余す人もいるかもしれません。

そうならないように、女性も男性も若いうちから人付き合いを大切にして、自分に合う複数のコミュニティを見つけておきたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。