「感謝と祈り」第386話
顔からその人の素質や性格を割り出す「観相学」で知られる藤木相元さん。
「人生は運であり、運は顔が支配し、顔は脳が育てる。」
達磨大師が説いたこの「観相学」を研究して、もう60年近くになるそうです。
達磨大師は、「肉体は脳の影、現象は心の所見」と言っています。脳には「脳相」があり、これが「顔相」になって現れるのです。
これを受けて嘉祥大師はこう言っています。
「人生を左右するものは『運』であり、その運を支配するのは顔である。そしてその顔を作り上げるのは『脳』である」….という理論を打ち立てました。
藤木相元氏の「嘉祥流観相学」は、この理論を基に脳と顔と運の因果関係を科学的に解明し、観相学を自然科学の学問として方程式化したものだそうです。
そして、顔は遺伝子によって作られますが、脳は20年という歳月をかけて完成されていきます。
その人が日々何を学び、何を考えていくのかによって脳が作られ、その指令により、顔相を作っていくのだそうです。
まず、いい脳をつくるには、やっぱりいい顔、楽しい顔をすることで、その根本はホラを吹くということだと藤木氏は言います。
ここでいうホラとは、「ドリーム」のことを指し、夢を持つ人間はいい顔をします。
しかし逆に、脳がアンラッキーな思考をしていると、顔もアンラッキーになる。
例えば、何か失敗をした時に、「しまった」と思ったら、アンラッキーな顔に。
結果はどうあれ、「楽しい」と思ったら、気分が高揚して顔に光が入る。
要するに顔はすべて脳が作用するし、脳も顔から刺激を受けるのです。
顔と脳が一体化したものなら、楽しい事を考え、ホラもドリームだと思って、毎日を楽しく過ごしていきたいですね。
顔は毎日の考え方の積み重ねであり、良い顔をしていると、良い運も回ってくるような気がします。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。