「感謝と祈り」第778話
小林正観さんは、この世に『幸も不幸も存在しない』と仰っていました。
そして、『すべての人が指をさして「これが幸せだ」と言えるものが、この世には存在しないのだ」と言う。』
たとえば、Aさんが「幸せだ」と言っても、ほかの人は「幸せではない」と言うかもしれません。
その反対に、どんなに悲惨な状況に置かれていたとしても、本人が「幸せだ」と思えば、それは幸せな状況なのだと思います。
「幸せ」は感じた人にのみ、そこに存在するという構造になっているのかもしれません。
同様に、「不幸」という現象も、この世には存在せず、その人が「不幸だ」と感じる心があるだけなのです。
皆さんはどのように思われますか?
もし、ものの見方で、幸せや不幸が変わって来るのだとしたら、私たちは出来るだけ良い面を見て、心が楽しくなるような方向に目を向けた方がいいと思います。
心を柔軟にして、出来るだけ前向きに考える癖をつけたいですね。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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