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昔からひとつの人生訓として 「厳しいことを言ってくれる人を大事にした方がいい。」というのがあります。

自己啓発本の中にも、そのような記述がよく見られたりします。

でも、それよりも、「自分に勇気づける言葉を送ってくれる人を大切にすべき。」と、順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏はいいます。

本当にそうだなぁと思います。

厳しい言葉を受けて、自分を戒めるきっかけになったり、成長することができるのであれば、否定するつもりはありません。

しかし自律神経を整え、いつもいいコンディションで仕事をしたり、生活したりする上では、むしろ「厳しいことをいう人」より「勇気づけてくれる人」を大事にしたほうが健康にも良さそうです。

今の時代は何が正解か分からない時代ですし、厳しい事を言う人の考えがいつも正しいとはかぎりません。

人に厳しい人は、自分の価値観を正しいと思い、良かれと思って正してくれるのかもしれませんが、誰もが自分の軸を持っています。

その軸を曲げてまで、相手の言葉を聞いていたら、ストレスにさらされて、やる気を失ってしまいかねません。

もちろんベストのコンディションで、厳しい言葉を受けても平気な時もあるでしょう。

でも、自分が落ち込んでいる時に、やる気が出るように励ましてくれたり、迷いの底にある時に、背中を押してもらう方が、明るい気持ちになって、次の行動も早くなるのではないでしょうか?

価値観が違うからと言って、人の考えを否定をするのではなく、出来るだけ応援する姿勢を見せて行く方が、相手も自分も良いパフォーマンスを出せるように思います。

私も人を否定するのではなく、元気づける言葉を送る人になりたいです。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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