「感謝と祈り」第209話
多くの人は、いいことがあったら感謝したり、喜んだりする。
しかし、人生の極意を身につけている達人は、悪いことがあったときや、嫌なことがあったときも、それに対して感謝する。
そうすることによって、悪いことの連鎖が断ち切られるのです。
身に起きた嫌なことを、いつまでたっても愚痴ったり、嘆いている人は、その状態がさらに長く続く。
引き寄せの法則のごとく、嫌なことを呼び寄せるからです。
安岡正篤氏はこんな事を教えてくれています。
一、心中常に、喜神を含むこと
一、心中絶えず、感謝の念を含むこと
一、常に、陰徳を志すこと
(安岡正篤/経世瑣言・さげん)
心中常に、喜神を含むとは、どんなに苦しい事があったとしても、心の奥底で、常に喜びの気持ちを持ち続けるという事です。
そして、どんな出来事にも感謝の気持ちを持ち、人知れず良い事をする…。
すると、人生は必ず良い方向に導かれるのです。
人生の極意を教えてくれた先人に習い、心の奥底で、常に喜びの気持ちを忘れないようにしたいですね。
今日も最後までお読み下さり、ありがとうございました。
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