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鎌倉の円覚寺の禅道場の入口には板があり、次のように記されているそうです。

「生死事大(しょうじじだい)

無常迅速(むじょうじんそく)

時人(ときひと)を待たず

謹(つつし)んで放逸(ほういつ)するなかれ」

古来、禅者はこの言葉に自らを叱咤し、修行に励んできたといいますが、 この言葉はこの世に生を得たすべての人が 等しく心に留めるべき言葉でしょう。

いわば、この世に生を得たすべての人に 与えられた公案といっていいと思います。

書家の相田みつをさんは この言葉を誰にでもわかる言葉で詩にされています。

「生きているうち
はたらけるうち
日のくれぬうち」

人は生きている間、良い言葉に触れ、学び続けなければいけません。

しかも人生の後半になると、よりその事を深く意識せざるを得なくなります。

心の食べ物は言葉です。

人は昔から、言葉を心の糧として生きてきました。

よい言葉を食べていると心は生き生きとして元気が出てきますが、悪い言葉ばかり食していると、病んできます。

私たちはできるだけよい言葉、よい教えにふれ、それを糧とすべく心術の工夫をしていかねばなりません。

2024年が始まった今、より一層言葉に気をつけて、良い学びに触れていく努力をしたいと思います。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

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