開運への導き~「感謝は今を好転させる鍵」
おはようございます。
開運セラピストのゆーみんです。
今日は曹洞宗大本山永平寺の貫首を務められ、100歳過ぎてもなお、
若い禅僧と同じ修行をされていた宮崎奕保禅師が仰った言葉をご紹介します。
それは「あるべきものが、あるべきところに、あるべきように、ある」
という言葉です。
まさしく、これが「あたりまえ」の姿です。
その当たり前の有り様こそ、禅の悟りそのもの、それ以上に有難いものは
ないというのが、宮崎禅師のお考えでした。
それはどういう事でしょうか?
例えばそれを最も象徴するのが、親の存在ではないでしょうか?
私達は親がいるのが当たり前、子供の事に心を砕くのが当たり前、守るのが当たり前…どこかでそんな風に思っているのではないでしょうか?
その「あたりまえ」のことが、どれほどありがたい事なのかを身をもって知るのは、親を亡くした時かもしれません。
私達は常に、知らず知らずのうちに親に頼っている部分は少なくないものです。
それを「頼ってしまって申し訳ないな」と感じさせずに、「あたりまえ」のようにしてくれるのが、親の偉大な所なのかもしれません。
親が亡くなってしまってからでは、感謝の気持ちやありがとうを伝える事は出来なくなってしまうでしょう。
皆さんも、今一度身の回りの「あたりまえ」のことを、見直してみてはいかがでしょうか?
親の存在以外にも、感謝すべきことは沢山あります。
朝食が食べれる事、会社に行けば、自分のデスクが用意されてる事・・
耳が聞こえて、目が見えて、話せること・・・
自由に動けて、何かあったら話を聞いてくれる友人がいる事・・・
「いま」「ここ」にある「あたりまえ」のことに、どれほど自分が支えられているのでしょうか?
皆さんも、是非そのことに気づいていただきたいと思います。
すると絶対に心が変わってきます。
「あたりまえ」の事をもっと大事にしようと感謝の気持ちを持つと、今この瞬間が充実してきて、とても楽しくなってくるのです。
皆さんも苛立ったり、誰かを疎ましく思ったら、自分がいかに恵まれた存在であるか、時々スッと息を吐いて思い出して下さいね。
「感謝」は全てを好転させる鍵になります。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。