「感謝と祈り」第458話
脳科学者、中野信子氏は「遊び心」と「好奇心」が、人生の中でとても大切だと言います。
そして、「新奇探索性」の強さが行動パターンを左右するのだそうです。
新奇探索性とは、「新しいものごとに飛びついたり、 それを知ることによろこびを感じたりする性質」のことです。
そして、これは生まれつき強い人と弱い人が決まっていて、その性質は変えられないのだそうです。
遺伝的要素が強いということです。
例えば、新商品が出たり新店が オープンしたりすると、つい買ったり行ったりしてみたくなる人は新奇探索性が強いといえます。
反対にこの性質が弱い人は、買うものがいつも同じだったり、同じ店に行ったりすることが多い人です。
もちろん、新奇探索性が弱いのがダメなことではありませんが、新奇探索性が弱いタイプの人は、自分の意思よりも社会の常識やルールに従いやすい面があるのです。
そして、これらを必要以上に真面目に守ってしまうと、「自分らしい生き方」がしづらくなるようです。
社会の常識に縛られて、それを頑なに守る生き方は、失敗は少ないかもしれませんが、本当の自分を見失ってしまうでしょう。
ただ、新奇探索性は生まれつき決まっているらしいので、自分のタイプがわかったら、新しい経験を試してみる勇気を持てば、少しずつ変わっていけると思います。
出来るだけ好奇心を持って、人生を楽しんでいきたいですね。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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