
ゆーみんの『幸せの道標』第42話
おはようございます。
開運セラピストのゆーみんです。
くだらないと思える情報も、時には素晴らしい発明を生むことがあります。
「どうでもいい事を良く知っているね」と言われたら、誉め言葉となるかも・・。
世界に誇る日本独自の飲食スタイル「回転ずし」も、「あさっての方向」
から飛んできたアイディアから生まれました。
寿司が皿に乗って、ぐるぐる回るスタイルは、「元祖廻る元禄寿司」の創業者が発明したのですが、きっかけは飲食組合の行事で行ったビール工場見学だったそうです。
ビール工場のベルトコンベアーで流れているビール瓶を見て、「こんな感じで寿司が客の所まで運べたら手間がかからないのに」と思ったそうです。
行事が終わった後、早速試作機を作ってみたそうですが、やってみると色々大変で、ベルトコンベアーのコーナーの部分の機構がうまく作れなかったそうです。
しかし、そんなピンチを解決する方法も、「あさっての方向」からやってきたと言います。
ある日、手にしていた名刺を何気なく扇形に開いた時にピンと来た社員は
「あっ、コーナーをこの形にすればいいのでは?」と・・。
回転ずしは、会社員が最もなじみのある「ビール」と「名刺」がヒントになって生まれたのです。
本当に、どこでどんなアイデァが生まれるか分かりませんね。
寿司が回るイメージ、コーナー部分を扇形にするという閃きもあさっての方から来ています。
時には焦らず「回り道」をしてみるのも良いですね。
そこに抱えている問題のヒントが転がっているように思えます。
最近は「効率化」を求める傾向が重要視されていますが、アイデア創出の
世界では、無駄こそが重要だと言います。
無駄な情報も馬鹿にしないで、その中にも宝が隠されていると思って、
なるべく楽しもうとする習慣を身につけていったらいいですよね。
いろんな角度でものを見ると、もっと多くの発見が出来て、人生も面白くなってくるような気がします。
本日も最後までお読みいただき、本当に有難うございました。
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