【マイクラ】軽量化MODまとめ
前回の記事で「おすすめの軽量化MOD」を紹介したのですが、今回はおすすめに選ばなかった他の軽量化MODをまとめます。
旧バージョンにしか対応していない、効果が局所的、デメリットが大きい、といった理由でおすすめから外したMODになります。
なお、1.12.2以前専用のMODは調べが回らなかったので今回は載せていません。また、ダウンロード数が極端に少ないものや細かいフォーク版なども面倒なので入れていません。
そのため、「こんな軽量化MODがあるんだな~」くらいの参考にしてください。
ちなみに、たまにMODの効果検証を入れていますが、使用しているPCスペックや条件などは検証編の記事と同じものです。
旧バージョンで有用
まず、1.21より前のバージョンで特に効果が高いMODをまとめます。
Phosphor
対応バージョン:1.16.2~1.19.4
対応MODローダー:Fabric
ライティング処理(明るさレベルの更新処理)を軽くします。
主にワールド生成時やチャンク読み込み時のカクつきが減ります。
ただ、こちらより次のStarlightの方が軽くなります。
以前はSodiumやLithiumと並ぶ定番MODだったんですが、1.20でライティング処理が改善されたため、開発が終了しました。
ちなみに、1.12.2と1.15.2用に限りForge版もあります。
→ https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/phosphor-forge
Starlight
対応バージョン:1.17~1.20.4
対応MODローダー:Fabric
ライティング処理を軽くします。
処理を丸々書き換えているらしく、Phosphorより軽くなります。
こちらもPhosphorと同じ理由で開発が終了しています(Paperサーバーには現在も取り込まれているもよう)。
なお、現在はScalableLux(おすすめ軽量化MODに入れてます)や、後述のMoonriseに引き継がれているようです(効果は比較的薄いですが)。
LazyDFU
対応バージョン:1.14~1.20.6
対応MODローダー:Fabric
マイクラの起動を高速化します。
シンプルながらに強力でしたが、1.19.4以降で起動処理が最適化されたため効果がなくなりました。
Smooth Boot
対応バージョン:1.16.1~1.19.4
対応MODローダー:Fabric
スレッド数と優先順位を変更することで、マイクラの起動が速くなります。LazyDFUと併用可能。
1.19.4で起動処理が改善されたため開発が終了しました。現在は後述のThreadTweakに引き継がれています。
なお、1.14~1.16.5用のForge版もあります。
→ https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/smooth-boot-forge
また、別の開発者による1.18.2~1.20.1用のForge版もあるようです。
→ https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/smooth-boot-reloaded
クライアント側
※以降はアルファベット順に並べます。
AdvancementsScreenOptimizer
対応バージョン:1.21/.1
対応MODローダー:Fabric
進捗画面の描画を軽くします。
ただ、1.21.2以降で修正されたらしく不要になったようです。
1.21.1ではかなり効果があることを確認できたばかりに少し残念。
BadOptimizations
対応バージョン:1.19.1~.4、1.20.1~1.21.3
対応MODローダー:Fabric、Forge、NeoForge
ライトマップの更新を減らす、空の色の計算最適化、必要のないデバッグ処理を行わない、の3つを行うらしいです。
Bedrodium
対応バージョン:1.17.1~1.19.3、1.20.1~1.20.4
対応MODローダー:Fabric
岩盤の見えない面を削除します。Sodiumが必要。
Better Beds
対応バージョン:1.16~1.20.4、1.21.3
対応MODローダー:Fabric、NeoForge、Quilt
ベッドをブロックエンティティからただのブロックの変更することで、描画が軽くなります。
Enhanced Block Entitiesとほぼ同じ効果です。
Better Fps - Render Distance
対応バージョン:1.16.5、1.17.1、1.18~1.20.1、1.21/.1(Fabricは1.18.1~)
対応MODローダー:Forge、Fabric
霧がかかるチャンクの描画を完全にスキップするようになります。
ただ、チャンクの境界がハッキリと分かるので、見た目はあまり良くないです(描画距離が低いほど顕著になります)。
以下、FPS比較。
MODバージョン6.0でFabric。描画距離32でSodium 0.6.0 beta2と併用した場合。
平均437FPS → 690FPS(約1.5倍)
Blocky Bubbles
対応バージョン:1.17.1、1.18.2、1.19~1.21.1
対応MODローダー:Fabric
泡を統合版の「気泡の表現」をオフにしたときのような見た目にすることで、描画が軽くなります。
ビデオ設定でグラフィックを「処理優先」にするか、Sodiumを一緒にいれてQuality > Bubble Columns を処理優先に変更することでオンになります。
なお、泡が32ピクセルになるリソースパックも一緒に追加されます。
以下、FPS比較。
MODバージョン1.2.1。16x16x16に泡が発生している状態で、Sodium 0.6.0 beta1と併用してBubble Columnsのデフォルトと処理優先を切り替えた場合。描画距離は3。
平均443FPS → 1577FPS(約3.5倍)
Brute force Rendering Culling
対応バージョン:1.18.2、1.19.2、1.20.1/.4/.6
対応MODローダー:Fabric、Forge
見えない地形の描画をスキップします。
効果は高いのですが、1.20.6で更新が止まっています。また、FPSはあまり安定しないかも。
Collision Fix
対応バージョン:1.20~1.21.1
対応MODローダー:Fabric
クライアント側でのエンティティの衝突計算を削除するらしいです。
Entity Collision FPS Fixを1.20以降に移植したものなんですが、1.19.3 Pre 3で修正されているため、まったく意味はないはず。正直なぜ移植したのか謎。
Cull Clouds
対応バージョン:1.17~1.19.2
対応MODローダー:Fabric、Quilt
雲の見えない部分の描画をスキップします。
ただし、効果は非常に小さいとか。
また、More Cullingにも同様の機能があります。
Cull Leaves
対応バージョン:1.16~1.20.1、1.20.4、1.21.3
対応MODローダー:Fabric、Forge、NeoForge、Quilt
描画優先時の内側の葉っぱブロックをカリングします。
ただ、表面だけが残るので見栄えはかなり悪いです。
個人的にはSodium Leaf Cullingの方が見栄えが良くておすすめです(おすすめ軽量化MODにも入れています)。
Cull Less Leaves
対応バージョン:1.18.2~1.21.1
対応MODローダー:Fabric、Quilt
Cull Leavesと同じように描画優先時の内側の葉っぱブロックをカリングします。
デフォルトでは表面の2ブロックを残してカリングされ、追加でランダムに内側の面がいくつかカリングされるようです。
Cull Leavesより見栄えは良いですが、それでもSodium Leaf Cullingの方が綺麗かつ軽くておすすめです。
DashLoader
対応バージョン:1.16.5、1.17~1.20.1
対応MODローダー:Fabric、Quilt
アセットをキャッシュすることでマイクラの起動が高速化されます。
他のMODとの互換性は低いらしい。
Exordium
対応バージョン:1.18~.2、1.19.1~.4、1.20.1/.2/.4/.6、1.21
対応MODローダー:Fabric、Forge(Forgeはα版のみ)
GUIの描画頻度を減らします。
ただ、他MODとの相性が悪く、ImmediatelyFastでも十分効果は出ます。
以下、FPS比較。
MODバージョン1.3.0でFabric。サバイバルモードでチャットを開いた状態。
平均762FPS → 956FPS(約1.2倍)
ちなみに、ImmediatelyFast 1.2.21の場合は平均1586FPS(約2倍)で、ImmediatelyFastとExordiumを併用した場合は平均1634FPS(約2.1倍)。
なお、経験値の数字がXPバーに隠れていますが、これはExordiumのバグのようです(Issue)。
FastAnim
対応バージョン:1.19~1.20.1
対応MODローダー:Fabric、Quilt
エンティティのアニメーションに関する計算を高速化するらしいです(詳細はMODページを参照)。
FastChest
対応バージョン:1.15~1.21.3
対応MODローダー:Fabric
チェストをブロックエンティティではなくただのブロックとして描画するようになります。
ただ、チェストを開くアニメーションがなくなってしまうため、Enhanced Block Entitiesの方がおすすめです。
"Faster" Particle Collisions
対応バージョン:1.20~1.21.1
対応MODローダー:Fabric、Quilt
パーティクルの衝突計算を高速化するらしいです。
Fast Items
対応バージョン:1.20.1~1.21
対応MODローダー:Fabric
ポーションやツールなどの平面なアイテムエンティティを2D表示するようになります。また、ブロックなどの立体なアイテムは、常にプレイヤー自身を向くようになります。
2Dアイテムの描画が少し軽くはなりますが、違和感はすごいです。
FeyTweaks
対応バージョン:1.18.2~1.20.2、1.20.4/.6、1.21/.1
対応MODローダー:Fabric、Forge
一定距離離れた看板のテキストを非表示にしたり、ビーコンのビームのアニメーションを削除したりします。
ただ、かなり破壊的な変更かつ、看板のテキストやビーコンビームもImmediatelyFastで軽くなるので、あまりおすすめはしません。
fix GPU memory leak
対応バージョン:1.18.2、1.19.2~1.20.1、1.21/.1
対応MODローダー:Forge、Fabric、NeoForge
GPU関連のメモリリーク(メモリが開放されずに残ること)を修正するらしいです。
実際に効果があるのかは不明ですが、FPSが不安定だったりクラッシュする場合には良いかも?
GpuTape
対応バージョン:1.16~1.21.x
対応MODローダー:Fabric、Forge、NeoForge、Quilt
fix GPU memory leakと同じように、GPU関連のメモリリークを修正するらしいです。
後述のVideo Tapeを旧バージョンや、Forge・NeoForge用に移植したものらしい。
Lightspeed
対応バージョン:1.16.5、1.18.2、1.19.2
対応MODローダー:Forge
マイクラの起動が高速化されます(主にMODパック環境用)。
Methane
対応バージョン:1.19~1.21.1
対応MODローダー:Fabric、Quilt
明るさの処理をすべて無効化することで、CPUの負荷を減らします。
ただし、どこに行っても明るいので見栄えはかなり悪いです。
More Culling Extra
対応バージョン:1.19.2/.3、1.20.1~.4
対応MODローダー:Fabric、Quilt
ガラスとビーコンに関する3つのカリングをするらしいです。
Noisium
対応バージョン:1.20~1.21.1
対応MODローダー:Fabric、Forge、NeoForge、Quilt
ワールド生成を高速化します。
ただし、1.20.4以前でしか効果はなく(または極めて小さい)、ある程度CPUスペックがある場合にはほとんど効果が感じられなくなります。
詳細は「検証編」を参照。
Noxesium
対応バージョン:1.19.2~1.21.1
対応MODローダー:Fabric
カスタムモデルやUIの描画を高速化するらしいです。
OptiPainting
対応バージョン:1.19~1.20.6
対応MODローダー:Fabric
絵画の見えない側面部分の描画をスキップします。
ThreatenGL
対応バージョン:1.17~1.21.1
対応MODローダー:Fabric、Forge、NeoForge、Quilt
OpenGLをバージョン3.2.0から4.6.0を使用するように強制します。
軽量化の効果があるかは不明ですが、FPSが安定するとか(出典)。
Too Many Players
対応バージョン:1.18.2~1.20.2、1.20.4、1.20.6~1.21.1
対応MODローダー:Fabric
他のプレイヤーの頭以外の描画をスキップしたり、一定距離離れたプレイヤーを描画しないようにできます(デフォルトでオフなので、Jキーまたは設定画面からオンに切り替える必要があります)。
こんな感じになります ↓
Video Tape
対応バージョン:1.18~1.21.1
対応MODローダー:Fabric
fix GPU memory leakやGpuTapeのように、GPU関連のメモリリークを修正します。
サーバー側
Achievements Optimizer
対応バージョン:1.18.2、1.19.2、1.20.1~1.20.4、1.21/.1
対応MODローダー:Fabric、Forge、NeoForge
進捗のチェック処理を最適化するらしいです。
Adaptive Performance Tweaks (Bundle)
対応バージョン:1.18.2~1.20.4、1.20.6~1.21.1
対応MODローダー:Forge、NeoForge
サーバーの様々な動作を自動的に調整できるようになるらしいです(詳細はMODページを参照)。
ゲームルール、アイテム、プレイヤー、スポーンの最適化でそれぞれMODが分かれているようです。
AI Improvements
対応バージョン:1.7.10、1.8.9、1.10.2、1.12.2、1.14.4、1.15.2、1.16.5、1.17.1、1.18.2、1.19.2~.4、1.20~.4、1.20.6、1.21~.3
対応MODローダー:Forge、NeoForge
モブのAIを改善するらしいです(詳細はMODページを参照)。
Disable Portal Checks
対応バージョン:1.19.3~1.21
対応MODローダー:Fabric
1.19.3以降ではモブがネザーポータルに入ったとき、そのモブが窒息しない位置に出るように窒息しない位置を探す処理が行われるのですが、それを無効化し、1.19.2以前の挙動に戻すそうです。
ネザーポータルを使うトラップが軽くなるそうです。
FastWorkbench
対応バージョン:1.12.2、1.14.4、1.15.1/.2、1.16.1~.5、1.17.1、1.18.1/.2、1.19.2
対応MODローダー:Forge、NeoForge
Shift+クリックでクラフトしたときの瞬間的なフリーズを修正するらしいです。
Icterine
対応バージョン:1.18.2~1.20.4
対応MODローダー:Fabric、Forge、NeoForge、Quilt
進捗のチェック処理を最適化するらしいです(詳細はMODページを参照)。
前述のAchievements Optimizerと似ていますが、公開はこちらが先のようです。
Ksyxis
対応バージョン:1.8~1.21.3
対応MODローダー:Fabric、Forge、NeoForge、Quilt
スポーンチャンクを削除します。
ただ、1.20.5以降ではスポーンチャンクが小さくなっているので効果も小さくなっていることに注意。
Let Me Despawn
対応バージョン:1.12.2、1.16.5、1.18~1.21.3
対応MODローダー:Fabric、Forge、NeoForge、Quilt
アイテムや装備を拾ったモブが通常通りデスポーンするようになります(拾ったアイテムはドロップします)。
知らないうちにアイテムを拾って残り続けているモブが消えることで、負荷が減ります。
Mobtimizations - Entity Performance Fixes
対応バージョン:1.18.2、1.19.2、1.20.1
対応MODローダー:Fabric、Forge、NeoForge
モブのAIを最適化するらしいです(詳細はMODページを参照)。
Moonrise
対応バージョン:1.21~.3
対応MODローダー:Fabric、NeoForge
軽量なサーバーソフトウェアであるPaperの最適化を移植しているらしいです。
前述のStarlightの最適化も取り込まれています。
Potatoptimize
対応バージョン:1.19~.4、1.20.1、1.20.3~1.21
対応MODローダー:Fabric、Quilt
様々な最適化を行うらしいです(詳細はこちら)。
QuickBench
対応バージョン:1.17~1.21.1
対応MODローダー:Fabric、Quilt
Shfit+クリックでのクラフトを最適化するらしいです。
前述のFastWorkbenchをFabric・Quilt用に移植したそう。
RailOptimization
対応バージョン:1.16~1.21.1
対応MODローダー:Fabric、Quilt
パワードレールとアクティベーターレールのオン/オフが軽くなります。
FX's Rail Optimizationが元になっています。
ServerCore
対応バージョン:1.17.1、1.18~1.21.3
対応MODローダー:Fabric、Forge、NeoForge
処理するエンティティの範囲設定や、負荷に応じた描画・演算距離の自動調整、モブスポーン率と上限の変更、一定範囲内の繁殖できるモブの上限設定、などができるようになるらしいです(詳細はMODページを参照)。
どれもマルチサーバー向けの機能です。
Staaaaaaaaaaaack
対応バージョン:1.18.2、1.19.2/.4、1.20~.2、1.20.4、1.21~.1
対応MODローダー:Fabric、Forge、NeoForge、Quilt
ドロップしたアイテムがスタックの上限を超えて1つにまとまるようになり、まとまる距離も伸びます(設定でそれぞれ変更可能)。
クライアント・サーバー両側に効果あり
Experimental Performance
対応バージョン:1.20.4
対応MODローダー:Fabric
メモリ割り当て関係の最適化を行うらしいです。
ただし実験的なものだそう。
Faster Random
対応バージョン:1.19~1.21.1
対応MODローダー:Fabric、NeoForge、Quilt
乱数生成を高速化するらしいです。
ワールド生成などが軽くなるらしいですが、正直よく分かりませんでした(FPSは変わらないし、Chunkyでワールド生成しても大して変わらなかった)。
バックポート版のFranciumの説明やSodium Extraの変更履歴を見た感じ、1.19以降あたりで乱数生成が高速化されたらしいんですが、Faster Randomの対応バージョンはその1.19以降です。謎です。
Francium
対応バージョン:1.16.5、1.18.2
対応MODローダー:Forge
前述のFaster Randomのバックポート。
ワールド生成には影響しないらしいです。
Hydrogen
対応バージョン:1.16.5、1.17/.1
対応MODローダー:Fabric
メモリ使用量を削減するらしいです。
ただし、現在は代替品としてFerriteCoreを推奨しているようです。
Krypton
対応バージョン:1.16.2~1.21.x
対応MODローダー:Fabric
ネットワーク通信処理周りを最適化します(詳細はこちら)。
回線弱者でない限りはあまり縁のないMODかも。
Memory Leak Fix
対応バージョン:1.14.4~1.20.4
対応MODローダー:Fabric、Forge、Quilt
メモリリーク(メモリが開放されずに残ること)を修正します。
ただ、マイクラのバージョンが上がるほどバニラで修正されるものが多く、1.21では完全に不要になったそうです。
Palladium
対応バージョン:1.19.4~1.20.4、1.21~.3
対応MODローダー:Fabric、Forge、NeoForge、Quilt
リソースキーなどの重複削除や、ネコ・オオカミ・ウサギのAI改善、シェーダーの一部キャッシュなどを行うらしいです(詳細はMODページを参照)。
Redirector
対応バージョン:1.16.5、1.17.1、1.18~1.20.4
対応MODローダー:Forge
Enum#values() の割り当てをリダイレクトするらしいです(説明を見る感じ、おそらくEnumクラスの参照が遅いので、それをただの数値の参照に変更している?)。
Sodium、Lithium、Phosphorなどに実装されている最適化をForgeに持ってきたものだそう。
Saturn
対応バージョン:1.16.5、1.18.2、1.19.2~.4、1.20.1/.2/.4/.6
対応MODローダー:Forge
メモリ使用量を削減します(詳細はこちら)。
StutterFix
対応バージョン:1.19.2~1.21
対応MODローダー:Fabric
ワーカースレッド数やスレッド優先順位を変更したりすることで、ワールド生成時のスタッタリング(カクツキ)を低減します。
後述のThreadTweakに似ていますが、より直接的なアプローチになってそうな感じ。
ThreadTweak
対応バージョン:1.20~1.21.1
対応MODローダー:Fabric、Quilt
各スレッドのスレッド数と優先順位を変更します。
元になったSmoothBootのWikiとStutterFixの説明を見る感じ、主にワールド生成を行うMain Workerの優先度を下げることで、ワールド生成より他のサーバー処理や描画処理を優先するようになるっぽい。
効果としては、ワールド生成時のカクツキが低減し、MSPTも安定するらしい。
ただ、Ryzen 7 5700Xやi5-3470で検証した限りではまったく効果が見られませんでした。効果が出る環境は不明です。
VanillaIcecreamFix
対応バージョン:1.12~.2、1.19~1.20.2、1.20.4、1.21/.1
対応MODローダー:Fabric、Forge、NeoForge、Quilt
1.12用の軽量化MODであるVanillaFixの移植版。
Very Many Players
対応バージョン:1.18~1.21.3
対応MODローダー:Fabric
プレイヤー数が多い場合にサーバー側のパフォーマンスを向上させるらしいです(主にサーバー側)。
クライアント・サーバー両側に必要
Fast Paintings
対応バージョン:1.19.2、1.20.1/.4、1.21/.1
対応MODローダー:Fabric、Forge、NeoForge
絵画をブロックに置き換えます。
このMOD専用のブロックに置き換えるので、描画もサーバー処理も軽くなるようです。
以下、FPS比較。
MODバージョン1.2.13。16x16に1x1の絵画を敷き詰めた状態。
平均1656FPS → 2272FPS(約1.3倍)
Not Enough Recipe Book [NERB]
対応バージョン:1.18.2、1.19.2、1.19.4~1.21.1
対応MODローダー:Fabric、Forge、NeoForge、Quilt
レシピブックを完全に削除することで、プレイヤーデータが削減されます。
レシピブックが使えなくなりますが、大規模なMOD環境でのサーバー参加やプレイヤーデータの同期が高速化するそうです。
参考
軽量化MODを調べるのにあたり、以下2つのをページを参考にしました。
ありがとうございます!
最後に
雑なまとめになりましたが、少しでも参考になれば嬉しいです。
良ければスキお願いします!
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