この春、日本での生活が再スタートした本帰国後の元駐在ママへ

（2019年4月のメルマガより抜粋）

春は異動の季節。駐在帯同されるご家族にとっても、出会いと別れの季節でもあります。

そう、駐在期間というのは、必ずいつか本帰国の時期がきます。

海外駐在が決まり準備をしていた時、現地での生活が始まった時、慣れない現地の言葉や文化、そして日本とは違う日本人同士のコミュニティやお付き合いに不安や苦労をした時期もあったかと思います。

でも、海外での生活を軌道にのせ、その国ならではの生活を楽しまれた方ほど、本帰国後の生活に不安を覚えるというケースは多いのではないでしょうか。

海外で実感した「人の目を気にしない」「子どもに優しい」「考えはキチンと伝える」などの価値観を持って日本に帰ると、駐在前、日本に住んでいた時には、当たり前だったことが違って見えて、何かと不満・不便を感じるようになったり、日本の友達とも駐在中は「なかなか会えないから」と一時帰国の際に声をかけて会うというタイミングがあったけれど、本帰国後は「いつでも会えるから」と逆に会うきっかけを失ったり・・・。

海外在住の時には「自分は日本にいる同じ年代の女性とは別の境遇にいる『例外』だから・・・」という意味で、「特別な存在」だったのが、本帰国後はいわゆる「フツーの主婦」の感覚だったり・・・。

でね