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七号食やってみた

気がつけば2025年となりました
埼玉から大分県国東市に移住して8ヶ月
いろいろ刺激的なことがあり過ぎましたが、食べて飲んでと暴飲暴食って言うんですか?
体重は右肩上がりに増えるし、体のキレは悪いし、謎の咳が1ヶ月以上続いたし
みえ松阪マラソンから九州に戻った日、12月18日から七号食を始めてみました

平尾台のひつじカフェ【おでんバー】に行ったけど〜七号食期間中なのでいっさい手をつけません
ムクナ豆?塩茹で?食べたいけど無視
国東から持って行ったカボチャ、どれも一口も食べてません🤣

七号食とはマクロビオティックの創始者である桜沢如一さんが提唱した、精製していない穀物(玄米)を10日間食べる食事法です。 おかずは一切なし、飲物は水とお茶のみです
コーヒーも飲みません!

諸説ありますが、今回、私とkikomania代表の坪倉氏の2人は10日間、玄米(発酵玄米、玄米餅もOK)、塩、胡麻、梅干し、ノンカフェインのお茶で過ごしました
11日目から4日間は回復食期間とし、晴れて大晦日の夕方から普通食に戻して年越し宴会となるわけですよ♪

別府から大分に向かう途中の新し目の道の駅からは国東半島が見える
別府で長逗留してる友人とのランチは自分だけ玄米おにぎり
大隊長は海鮮丼

1日に食べる玄米の量は特に決めていません
かと言って好きなだけ食べるわけでなく、程々の量を自分の身体と相談しながら、ゆっくりと咀嚼して時間をかけていただきます
私は子供の頃から早食いで、カレーは飲み物って感じて生きて来ました
なのでずっと『今何時?肥満児!』で、50歳を過ぎた頃から普通の体型になったわけです
それは歳のせいなんだと思うけどね
たから、七号食をやって、ゆっくり咀嚼して食べることは天と地がひっくり返るくらいの出来事なんですよ
玄米をゆっくり噛み締めて食べる喜びと言ったら、それは至福の時間です
なんとも言えない甘みがあり、噛めば噛むほどに旨みが増すような感じでしょうか
自分達で育てた胡麻をたっぷり、そして塩を振るだけ、それがご馳走なんですね
朝は食べたり食べなかったりです
起きた時の身体の声を聴き、食べるかな?お茶だけで良いかな?となります

この期間は農閑期なのできつい作業は全然してなくて、ゆるゆるとkikomania代表坪倉邸の改修をやったり、縫い物したり、温泉行ったり、年末の買い物したりとのんびりと時間は流れていきました
身体の変化は、体重が2キロくらい減ってお腹周りがスッキリ、味覚がリセットされた感じですね
男性の坪倉氏は背が高いガッチリ体型、筋肉量も多いのでかなり体重も減って一時は60キロを割ってしまってましたね
まあ、七号食はダイエット目的と言うより、自分を見つめ直す機会と捉えていたので体重減は副産物と言うことでしょうかね

リト史織さんの生米パンのレシピを応用して、つかない玄米餅にチャレンジ
生米と水をミキサーにかけ、ストーブで焼くだけ
餅と言うか、膨らまないパン

私が七号食を行うにあたって1番の懸念事項はコーヒーを飲まないと言うことでした
以前、フルマラソンで自分なりの記録を更新したくて、2週間ほどカフェイン抜きをやったことがあるのですが、もう、頭が痛くて痛くて、こんなことは二度とやらないと誓ってたんですよ
それ程コーヒー(カフェイン?)に依存していたわけです
でもね、今回は頭も全然痛くなくて、まあ、鼻がずっと詰まっていたせいもあって、コーヒーの香りに無反応でいられました
街中に住んでるわけではないので、スタバとかドトールの前を通るわけでもないからかもしれません
それと、飲み食いをしないとやる事ないので早く寝るんですね
そしたら夢をたくさん見たんですよ
いろんな夢を見ましたね
食べ物の夢も結構見たかな
隠れてたくさん食べて、どうしよう、坪ちゃんになんで言おうとかね(笑)
食養生って、心の変化も少しはあるのかもしれないですね
なんとなく心が穏やかになるとかね
食べ物に対する感謝の氣持ちも大きくなったようです

10日間はあっという間に過ぎ、年末の年越し宴会に備えて、回復食はゆっくりよりも、普通食に対応出来ることを考えてすすめました
コーヒーも回復食2日目でカフェインレスのインスタントコーヒーを飲んだり、坪ちゃんは3日目に試しに缶ビール飲んだり
大切なのは胃腸がびっくりしないようにすることなのかと思いました
久しぶりのコーヒーはインスタントでもとても美味しく、ビールはめっちゃ甘いと言っていました

向き違うけど、味噌汁ってなんて美味しいんですかっ!と感動しましたわ
インスタントだけど美味かったな

七号食期間の便の変化も書いておきましょう
玄米だけの生活を続けると便の匂いは無くなると言うか臭くないと言う感じかなあ
玄米の皮が若干残ってますし、色は黄色味か強いです
発酵フェスでジャー村さんが甘酒だけで過ごした期間は便が黄金色になったと言ってましたっけ?
肉や魚を食べないと匂いも減るのかな?
いろいろ勉強になりますね

そして回復食を含めた14日間が終わり、大晦日の夜を迎えます
30日から黒豆を煮たり、アドボというフィリピン風の鳥の手羽元と卵の煮物、なます、数の子入り松前漬、猪と鹿肉のミンチでソーセージ、芋きんとん等を作りました
16時頃、それらを持っていざ出陣!
kikomania代表坪倉邸のある集落で暮らす素敵な家族とその友達家族と年越し宴会突入!
目の前に広がるおご馳走の数々
もう見るだけで腹一杯(笑)
刺身には中トロ、ヒラメ、カンパチetc
焼いた猪ロース、隣町のスーパーで見つけた【ちくわぶ】の入ったおでん、自分で作ったおかずが並びます
どれから手をつければ良いか迷ってしまうわ
舌も食道も胃袋も腸もびっくりするぐらい食べてしまいました
そして何となく夜中に下痢氣見に(笑)
酒も入ったこともあり、七号食明けの自分には刺激が強過ぎたと反省ちうです

お刺身いっぱい
猪のロースだぜぇ
なんてジューシーなのっ!

子供達5人とゲームやウクレレを弾いて大盛り上がりの大晦日となりました
イマココの幸せを噛み締めて、2025年も感謝の氣持ちを忘れずに、自分の好きな事、皆んなが喜ぶ事、なるべくお金やモノに執着しないで暮らしていきたいです

カルタ取りは末っ子が優勝
書き初めなんてめっちゃ久しぶり
日差しが暖かい庭でのランチはいろんな野菜の入ったひよこ豆のカレー

元旦、子供達が書き初めをしていました
年初の書き初めを書くとしたら、どんな漢字を書きますか?
私は造る、創造するの『造』と書きました
風の時代がやって来たんでね
今までの価値観を超え、斜め上をいく、新しいこと、モノ、横の繋がりを造って行きましょう

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