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外反母趾手術 入院生活5日間

ついに入院生活の始まりです。

◆入院当日
南北線で最寄駅から3駅。
病院は地下鉄出口のすぐ横にあります。
駅近くのコンビニで入院中の水とお茶を買ってから入院手続きへ。

可愛らしい名前の病院

病室に行き、病院着に着替えてから各種検査です。入院期間も短いこともあり、4人部屋にしてしまいましたが、窓際で良かったです。先日泊まっていた出張先ホテルの窓から見る景色よりずっと良いです。こちらの病院は公園に隣接しており、公園側だともっと緑も多く静かだったと思います。

病室からの風景

花と森の東京病院での外科の担当者の先生がご挨拶にいらっしゃいました。とてもフレンドリーな感じの方です。外反母趾の専門的なことは質問されても答えられないけど、それ以外のことはなんでも聞いてくださいとのこと。外反母趾以外のことで特に聞くことは無いと思います。麻酔科医、管理栄養士の方の諸説明もありました。

検査後は、昼食、夕食以外は病室で何度か検温、血中酸素濃度、血圧測定、また、明日の手術のために点滴用の血管確保があります。私の血管は細いらしく、いつも血管をとるのに苦労されていますが、左に一旦細い針で刺したあと抜いて、新たに普通の太さの針を右に刺して血管確保。左の失敗したほうのアザが1週間残りました。痛がりのため針を刺されるのも苦手です。

誤算だったのが、消灯が9時。入院当日は超健康だし寝れません。ほとんどのブロガーの方は個室にしているようで、きっとブログのダメなのだろうと思っていましたが、特に入院当初は満床だったこともあり、個室にしなかったことを今さら後悔しました。9時以降は絶食です。水分は水のみ当日10時まで可能。

手術前の足

◆手術日
手術は最後の15時からになりました。
絶食のため、お腹は空くし、元気で暇です。
さらには前の手術が遅れており、途中から時計を見ていませんが、30分以上は遅れたと思います。
手術は全身麻酔で、1時間ほどとのこと。
前日の説明では導尿しないという話でしたが、当日朝には導尿するとのこと、結果としてはしなかったようです。
テレビドラマに出てくるような外科室に入り、あっという間に寝てしまい、終わりましたよと起こされた時には、手術した足の小指側が猛烈に痛く目覚めました。手術時間も遅かったため、夕食はなく、軽食のみでした。
最初にトイレに行く際はナースコールを、その後は自分で行くようにとの説明を受けており、病室に戻ってから4時間程で最初に来ていただきました。その際に車椅子をいうことでしたが、私の勘違いで最初から自力で点滴スタンドを持って歩けということかと思い、踵で歩いてしまいました。改めて考えると車椅子で行って、その後は自分で車椅子で行くという事だったのかもしれません。片足なのでなんとか動けてしまうのです。夜は点滴で痛み止めを入れていることもあり、よく眠りましたが、何度かトイレにも点滴片手に行きました。

手術後の足

◆術後1日
朝から朝食が楽しみで仕方ありませんでした。

楽しみだった朝ごはん

理学療法士の方のリハビリ訓練があり、その際に痛みが続いている小指、薬指、中指の間に詰め込まれている包帯の巻き具合を、包帯を取らないまま少し細長くしていただき、痛みが少し和らぎました。
花と森の東京病院での外反母趾手術では、執刀医が金曜日に手術をしたあとは、月曜日の回診まで包帯がぐるぐる巻きのままで、術後の足の様子を見ることができません。そんなわけで、用意したサンダルが包帯の厚さもあり、前の方が止めれずちゃんと履けませんでした。足首側が固定されていれば、小股ペンギン歩きのため、大きな支障はありません。

指の方のマジックテープが止まりません。

歩行訓練をしてからは歩いて良いので、一階の売店までお菓子とホットコーヒーを買いに行きました。人生で1番美味しいホットコーヒーでした。

人生で1番美味しいコーヒー

ちなみに、小指側の痛みの部分ですが、もともと私の指の間の隙間が狭く、そこに大量の包帯が入ったため、水ぶくれとなり、術後9日たった今も水ぶくれが治っておらず触ると痛いです。
痛み止めを飲んでいるため、手術部位の痛みが続くことはありませんが、リハビリで動かすと痛くなります。

◆術後2日
日曜日のため回診もリハビリもありません。明日は退院で、病室も2人になり、今さら個室希望もありませんが、よりにもよっていびきと寝言の多い隣の病床の方が残っておられ、気にしだすと寝れませんでした。

◆退院日
手術後3日目は退院です。
花と森の東京病院の担当医の回診があり、その後の執刀医の回診でやっとグルグル巻きの包帯が取れました。

新しい足と対面

最後にリハビリで階段の練習です。階段の登りを新米理学療法士の方が左右逆に教えてくださいましたが、手摺もあり登れます。両足同時に手術された方の方が多いと思うので、間違ってはいないのだと思います。正確には、登りは健康な足が先、下りは手術した足が先を推奨。先輩理学療法士の方より、自身のやりやすい方で良いとのこと。私には下りも健康な足の方が支えるところがある場合はやりやすい気がします。いずれにしても今の私にとっては段差がダメなことを思い知らされました。

諸手続きを終え、退院しました。
あとから入院案内を読んで知ったのですが、花と森の東京病院から自宅近くの日医大病院までは無料の巡回バスがでていました。タイミング悪く、バスが出てしまった後で、タクシーで帰りました。もっと早く気づいていれば、術前検査や入院時に利用できたのにと残念です。

午後からはテレワーク、平常運転に戻ります。

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